アウディはアッパーミドルセダンの8代目となる新型Audi A6 Sedan、新型Audi A6 Avantを発売した。
新型 Audi A6は、張り詰めたボディ表面、シャープなエッジ、そして印象的なラインなどにより、このアッパーミドルセダンの造形は、スポーティでエレガント、ハイテクで洗練されたキャラクターを明確に表現。
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エクステリアのハイライトは、長いボンネットとロングホイールベース、短いオーバーハングがもたらす、バランスの取れたプロポーションに仕上がっている。
低くワイドなシングルフレームグリル、フラットなヘッドライト、パワフルな造形のエアインレットが、スポーティな雰囲気を演出している。
ライティングデザインは、新型 Audi A6の技術的な特徴を強調。ヘッドライトには、2種類のバージョンを用意。
上位バージョンであるHDマトリクスLEDヘッドライトでは、5本の水平ラインがデイタイムランニングライトのシグネチャーを形成し、フロントエンドの幅広さを強調している。
その上部には、瞳のように見えるロービームモジュールが組み込まれています。LEDリヤコンビネーションライトは、1本の水平ラインと9つの短いラインから構成され、その桟の間にはブレーキライトが巧妙に組み込まれている。
HDマトリクスLEDヘッドライト装着車両には、リヤにもダイナミックインジケーターが装備。ドアを開錠または施錠すると、カミングホーム及びリービングホーム機能によってライトが脈動するように点滅する。
インテリアには、アンビエントライティングとマルチカラーアンビエントライティングの2種類が設定されている。
また、ブラックパネルデザインを採用した新型Audi A6のインテリアは、クルマに秘められたテクノロジーとデジタル化の雰囲気を巧みに演出。流れるような造形のインストルメントパネルと、左右に連続した水平のラインが、広々とした感覚を作り出している。
新型Audi A6に搭載される3.0ℓV型6気筒TFSIエンジンには、アウディの新しいMHEVテクノロジーが組み込まれている。
最高出力は250kW(340hp)、最大トルクは500Nmで0~100km/h加速を5.1秒(欧州発表値)でこなし、最高速度は250km/h(電子制御リミッター作動)の性能を誇る。48V駆動のMHEVシステムは主に、ベルト駆動式オルタネータースターター(BAS)とリチウムイオン電池で構成。
コースティングファンクション(惰性走行)は55~160km/hの間で可能で、スタート/ストップ機能は22km/h以下に落ちると作動。エンジン停止からの再スタートはBASによって行なわれる。
減速時にはBASが最大12kWのエネルギーを回生し、MHEVテクノロジーによる燃費改善効果は、100km走行あたり最大0.7ℓ(欧州仕様参考値)。 トランスミッションは7速Sトロニックを使用し、駆動方式にはquattroを組み合わせている。
Audi A6のquattroは前輪駆動状態をベースとして、状況に応じて後輪への駆動配分をアクティブに予測制御することができる高効率な新世代quattroシステムであり、前輪のみを駆動している場合では、プロペラシャフト以後をクラッチによって切り離し、シャフトを回転させるためのエネルギーロスを削減。
252ps/370Nmの2.0ℓ直列4気筒 TFSIや、207ps/400Nmの2.0ℓ直列4気筒TDIを搭載するモデルは、今後ラインナップに加わる予定だ。
新型A6の価格は、Audi A6 55 TFSI quattro S lineで1006万円(税込)。導入を記念した期間限定車として、装備バランスを検討し価格を920万円としたAudi A6 55 TFSI quattro debut packageも登場。デザイン面で大きな印象を与えるS lineエクステリアと20インチホイール、LEDヘッドライト、標準シート(パーシャルレザー)を装備し、さらに標準車ではオプションとなっているフロントクロストラフィックアシストはパッケージに含めるなど、アピアランスとセーフティのバランスの良いパッケージとなっている。
関連情報:https://www.audi.co.jp/jp/web/ja.html
構成/編集部
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