前年度の2024年よりモデルネームの再構築を進めてきたアウディは、ドイツ本国の2025年2月3日付けでモデル名のアルファベットと数字のフォーマットを強化し、名称をグローバルで標準化することを発表。パワートレインの種類に依存せず、サイズと車格による差別化を図るとした。
昨年の7月16日にドイツ本国で発表された新型『A5』ファミリーは、新世代のプレミアムプラットフォームコンバッション(PPC)を採用する初めてのモデルとして、引き続きセダンとアバント、そして高性能版の“S”がラインアップされ、日本でも今春より販売予定となっているが、その登場時点で偶数が電動モデルを、奇数は内燃エンジン搭載モデルを表す方針が掲げられていた。
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これにより初代『A4』の発売から30年のときを経て、最新世代は『A4』から『A5』へとファミリーネームが変更されることに。しかし今後は、各モデルのボディサイズと車格を「統一されたわかりやすい方法でグローバルに表現する」とした新たな方針に則り、電気自動車と内燃エンジン搭載モデルを数字で分けていたネーミングルールは見直されることとなった。
「この決定は、慎重な検討結果とカスタマーの要望、および各国ディーラーからのフィードバックに基づいている。このアウディのネーミングルールは、世界中のすべてのカスタマーが直感的にわかる指標となる。今後はボディサイズと車格が一目でわかるモデル名を採用する」と語ったのは、本国アウディAGのセールス・マーケティング担当取締役を務めるマルコ・シューベルト。
今後、グローバルなモデル名は1文字以上のアルファベットと数字で構成され、『A』と『Q』の文字は従来どおりローフロア(セダン、アバント系)とハイフロア(SUV系)の違いを示す。また、数字(現在は1~8)はパワートレインの種類に関係なく統一された基準で分類し、この結果、偶数・奇数のモデル番号でパワートレインを区別するルールは見直されることとなる。
このサイズと車格に基づいたこのネーミングルールにより、電気自動車と内燃エンジンモデルが同じアルファベットと数字の組み合わせを共有し、モデルやバリエーションの識別は『ボディスタイル(例:アバント、セダン、スポーツバック)』と、既存の『パワートレインコード(例:e-tron、TFSI e、TFSI、TDI)』を用いて行われる。
この新しいネーミングルールは、内燃エンジンを搭載する新型『A6』で最初に適用され、来月3月4日に世界初公開される予定に。これにより『A6アバントTFSI』は、パワートレインコードにより内燃機関搭載モデル、同じく『A6アバントe-tron』は電気自動車と明確に区別される。なお、すでに販売されているモデルについて遡ってモデル名を変更する予定はないという。
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みんなのコメント
「弘法も筆の誤り」という諺(ことわざ)の通り、ドイツ御三家の一つ、アウディにも読み違えくらいはあるだろう。
命名方法の変更など些末な事。
アウディが、日本車が越えなければならない高い高い壁の一つである事には何ら変わりがない。
日本車メーカーはBEV開発で欧州車に対して10年以上の単位で遅れをとっていたのは報道通りだが、結果的にこの遅れが現時点では、日本車に有利な状況につながっている。
日本車の電動化技術力の遅れ具合も、たまには役に立つのだな。皮肉な話だ。