TGM Grand Prixから2月21~22日に鈴鹿サーキットで行なわれるスーパーフォーミュラ(SF)のテストに参加することが決まったラウル・ハイマンだが、今シーズンのシート獲得とイコールではないと彼は語った。
TGM Grand PrixはJujuの起用は決まっているものの、もう1台(55号車)に誰が乗るのかは未だに発表されていない状況にあった。
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そしてテストも直前に迫った2月17日、TGM Grand Prixはハイマンがテストに参加することを発表した。
ハイマンは2022年にフォーミュラ・リージョナル・アメリカズでチャンピオンに輝き、HPD(現HRC US)のスカラシップを得て、昨年B-Max RacingからSFに参戦。しかし苦しいレースが続いてポイントを獲得できないままシーズンを終え、2024年もSFに残留できる可能性はかなり小さいように思われていた。
昨年末の合同/ルーキーテストでもレースシートのためにドライブするチャンスを逃していたハイマン。しかしハイマンはチーム側との連絡を取り続けており、TGM Grand Prixからのテスト参加で合意した。
ハイマンは2024年のシート獲得がかなうかどうかはテストの結果次第だと認めている。それでも、再びSFで走るチャンスを得たことにワクワクしていると彼は語った。
「なにかチャンスが無いかを確認するために、僕はチームとこの期間連絡を取っていたんだ。そしてついに、先週合意に達した」
「ある意味サプライズだよね。昨年末にはその可能性はあんまり高くないと思われていたんだから。冬の間、僕はそれでもトレーニングをしていた。ここに居たかったからね。常に準備をしておく必要があるんだ。もちろん具体的なチャンスがないと、それは大変なことだ」
「一度そうなって、僕は可能な限りすぐに日本へ飛んだ。ここに来て準備を整えるという点で、成り行き任せにはしたくなかった」
「ちょっと大慌てだったけど、あのマシンに乗り込むのが待ちきれないよ。今回は単なるテストであって、多くのことはテスト次第になってくる。だけどこのチャンスを得られていることが、本当にエキサイティングなことなんだ」
なおハイマンは19日に御殿場にあるTGMのファクトリーを訪問。セルブスジャパンのテクニカルディレクターやテストを共にすることとなる多くのスタッフと面会した。
「彼らは素晴らしいプロであり、エンジニアリングのレベルは非常に高いと分かった」
ハイマンはそう語る。
「彼らは強力なパッケージを提供できると僕は確信している。できる限り学びたいと思っているけど、それだけじゃなく昨年学んできたことも活かしたいと思っている」
「唯一問題なのは、テストが雨になりそうってことだ……心から天気予報が正確じゃなくて、少なくとも1回はドライセッションで走れることを祈っているよ!」
「でもウエットであれドライであれ、僕はチームと仕事をして、互いのことを学んでいくつもりだ」
ハイマンはTGM Grand Prixからのフル参戦のチャンスについて気持ちを逸らせることなく、今は鈴鹿でのテストという目の前の仕事に集中して、チームの新シーズンに向けた準備を助けるために、ベストを尽くそうとしていると話した。
「テスト以降もこのチームで続けられればというのは僕の希望だ」
「でも今のところ、僕はテストでベストを尽くすことに、そしてチームの新シーズンへ向けた準備を手伝うことに集中している」
「新しいダンパーなど、彼らにはたくさんのテストすべきことがあるのは分かっている。僕は彼らがそうできるように助ける役割を果たしたいと思っている。それが目標になるだろう」
「今のところはこの2日間だけだ。その後のことは、天が決めることだ」
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