EV状態の最高速度は130km/h! 高速道路も走行可能
メルセデス・ベンツ日本は、Cクラスセダンにプラグインハイブリッドモデル「C350eアバンギャルド」を追加したと発表した。メーカー希望小売価格(10%税込み)は、679万円。同時に、セダンならびにステーションワゴンのC200/C200 4MATIC/C220dアバンギャルドをベースにした特別仕様車「ローレウスエディション」も設定した。
【試乗】新開発の1.5Lターボ&48V電気システムを搭載! メルセデス・ベンツCクラスが大幅改良
現行Cクラスは2014年に登場し、2018年、インテリジェントドライブがSクラス同等に進化し、新開発エンジンの搭載やデザインを一新するなど、熟成を重ねている。今回、セダンへ新たに追加されたC350eアバンギャルドは、最高出力211馬力/最大トルク350N・mを発揮する2L直4ターボエンジンを搭載。これに最高出力122馬力・最大トルク440N・mを発生し、ブースト機能を併せ持った電気モーターを組み合わせる。
システム出力は320馬力/700N・mとなり、ガソリンエンジンや電気モーターを効率よく使い分けることで、ガソリンエンジン/EV/ハイブリッドのいいところを生かした走りを楽しむことができる。
電気モーターのみで最高速度130km/hで走行できるため、高速道路でもEV走行を楽しむことが可能。航続可能距離は最大54kmなので、燃費向上に大きく役立つこと間違いなし。もちろん、走行中の回生ブレーキで充電が可能なため、充電設備が見つからなくても安心だ。
インテリジェントアクセルペダルを備えており、EV走行時にこれ以上アクセルを踏めばエンジンが始動するというポイントをベダルの抵抗で知らせてくれる機能を搭載しているので、エコ運転も自在である。また、ダブルパルス機能はレーダーで先行車との車間距離と速度差を計測し、ドライバーが不要な操作をしている場合はアクセルペダルに2回ノックパルスを発生させ、不要なアクセル操作を防いでくれる。
また、今回設定された特別仕様車「ローレウスエディション」は、AMGスタイリングパッケージやQi規格対応の携帯電話の充電が可能なワイヤレスチャージング機能を標準装備。真上から自車の周辺状況を確認できる360度カメラシステミャシートベンチレーター(前席)を装備する「レザーエクスクルーシブパッケージ」をオプション設定している。このローレウスエディションのセンターコンソールには、Laureusのロゴがデザインされたバッジが装着されている。
そのほか、C180の全ボディタイプに新型となる1.5L直4ターボエンジン「M264」を搭載。最高出力156馬力/最大トルク250N・mを発生する。
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