2024年のWRC世界ラリー選手権にヒョンデ・シェル・モービスWRTから参戦するオット・タナクにとって、1月25~28日に開催される開幕戦ラリー・モンテカルロは既視感のある一戦となる。
2023年シーズンにはモンテカルロでMスポーツ・フォードに復帰したタナクだが、今回は同じフレンチアルプスの舞台でヒョンデへの復帰を果たす。ドライバーがチームに復帰するというのは、今に始まったことではなく、たとえばユハ・カンクネンはランチアとトヨタを行き来しながら4度の世界タイトルを獲得している。
ヒョンデが2024年型『i20 Nラリー1』を公開。強化した新体制でWRCタイトル獲得を目指す
タナクにとって重要なのは、ヒョンデのブルーとオレンジのユニフォームに戻った今、堅実なスタートを切ることだ。開幕戦の舞台であるモンテカルロは、2019年のチャンピオンであるタナクにとって、必ずしも幸せに満ちた狩場とは限らない。2020年大会では、当時ヒョンデに移籍したばかりのタナクは初日こそ3番手で終えたものの、競技2日目には高速で崖下へ転落する大クラッシュを喫し、リタイアを余儀なくされた。
それ以前の3年間については、タナクはモンテカルロで表彰台から外れたことはなかった。モンテカルロで表彰台の頂点にこそ立ったことはなかった彼だが、モナコ公国のアルベール王子とシャンパンで祝杯を挙げるのは時間の問題だろうとも思われていた。
しかしながら、むしろタナクの近年のモンテカルロでの結果は、控えめに言っても悩ましいものだった。ヒョンデに在籍していた2020年から2022年までの3シーズンは完走を果たすことができず、Mスポーツ・フォードに移籍した2023年は5位という結果に留まった。
そんなタナクはヒョンデが発表したリリース内で、2024年シーズンへの期待を次のようにコメントしている。
「ヒョンデ・モータースポーツに戻ってくることができて、とても興奮しているし、モチベーションも上がっている。チームからも大きな興奮が伝わってくるし、強力なシーズンを成し遂げようという意欲が集まってきているのは明らかだ」
「失敗なく1年をスタートさせるつもりであり、そういった強力なシーズンを築き上げることができるかどうかは、すべて自分たちの手にかかっている。もちろんタイトルを獲得することが目標だし、チームだってそれは同じだ」
2017年から続くタナクとマルティン・ヤルヴェオヤのパートナーシップとスピード、その一貫性に疑いの余地はなく、安定したものとなっている。ヒョンデのスーツに身を包んでの4回目となるラリー・モンテカルロをスタートするふたりは、最近の記録を帳消しにしたいと強く願っていることだろう。
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