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レクサス、基幹FFサルーン『ES』を一部改良。特別仕様車の“グレイスフル・エスコート”も設定

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レクサス、基幹FFサルーン『ES』を一部改良。特別仕様車の“グレイスフル・エスコート”も設定

 1989年のブランド創設時より、脈々とその血筋を受け継いできたレクサス伝統のミドルサイズFFサルーン『ES』に一部改良が施され、予防安全技術の機能拡充と最新のマルチメディアシステムなど技術的アップデートを実施。併せて、より上質で洗練されたスタイルの特別仕様車“Graceful Escort(グレイスフル・エスコート)”も設定され、7月28日より発売開始となっている。

 かつて「日本名、ウインダム」のキャッチコピーで大ヒットを記録したレクサスの基幹モデル『ES』は、歴代モデルが実現してきた静粛性と乗り心地、広い室内空間が支持を集め、これまで80以上の国や地域において累計約293万台の販売実績を誇る。

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 その最新モデルとなる2021年8月登場の現行型は、そうした従来からの美点に加えて“レクサスならでは走り味”を追求し、ダイナミクス性能の磨き上げを続けるとともに、今回の改良では予防安全技術やマルチメディアなどの先進技術をさらに進化させた。

 インテリアではレイアウト変更による操作性向上を図り、インストルメントパネル、およびコンソール周辺の形状やスイッチレイアウトを最適化し、カップホルダーやおくだけ充電の使い勝手などを向上。

 そのうえで、車両を上から見たような映像をセンターディスプレイへ表示する“パノラミックビューモニター”に、撮影した路面の映像を車両直下に合成表示することで車両下方の路面状況、タイヤ位置などの把握を補助する床下透過表示機能を追加し、駐車やすり抜けをサポートする機能拡充を行った。

 さらに直感的な使いやすさを追求した最新のマルチメディアシステムを搭載し、ナビや音楽、車両設定などの各種メニューの選択スイッチを運転席側に常時アイコンで表示することで優れたアクセス性を実現。画面全体のレイアウトも情報の粒度に応じて表示エリアを分け、操作フローを統一して使いやすさを追求する改良も施された。

 この最新マルチメディアシステムでは、コネクティッドサービスの刷新による利便性向上も図られ、クラウド上の地図情報を活用し、交通情報や駐車場の空き情報をリアルタイムで取得するコネクティッドナビを採用。

■特別仕様車はさらなる上質かつラグジュアリーな空間を演出
 最新の音声認識機能は、ステアリングのトークスイッチ操作による起動に加え、ディスプレイのマイクアイコン操作や音声による起動を可能とし、あらかじめ設定された起動ワード(Hey Lexus!など)を発話することで音声認識機能がアクティブとなり、自然な発話での操作にも対応している。

 また、スマートフォンなどの専用機能を車載機ディスプレイにて使用するApple CarPlayやAndroid Autoにも対応し、従来のUSB接続に加えWi-Fiによる無線接続も可能に。DCM(データ・コミュニケーション・モジュール)を活用したインターネット接続により、Webサイトを閲覧することができるブラウザ機能も設定された。

 このDCMによる無線通信でソフトウェアの更新も可能となり、マルチメディアの表示内容や操作性の改善に加え、新機能の追加や性能向上などにも対応。また、スマートフォンでクルマの燃料残量や走行距離の確認が可能な“マイ・レクサス”により、リモートエアコンやマイカー始動ロックなど機能の遠隔操作も可能としている。

 そんな機能面の大幅アップデートに併せて設定された特別仕様車“グレイスフル・エスコート”は、最上級グレードのES300h“バージョンL”をベースに、専用シートカラーとしてクリムゾン&ブラックを設定。本革シートやインストルメントパネルにクリムゾンステッチをあしらい、ステアリングには墨ブラックを使用するなど、上質でラグジュアリーな空間が演出されている。

 またエクステリアでも、特別仕様車専用の塗装を施したスピンドルグリルや、こちらも特別仕様車専用のスパッタリング塗装が施された18×8Jノイズリダクションアルミホイールを装着するなど、落ち着いた質感による大人の魅力に溢れたスタイルに仕上げられた。

 全車ともに2.5リッターのハイブリッドを搭載するFFモデルのみの展開となり、標準車と“Fスポーツ”を含むカタログモデルの価格は602万~718万円に。特別仕様車“グレイスフル・エスコート”は728万円(いずれも税込)となっている。

公式サイト:https://lexus.jp/models/es/

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