カタルニア・サーキットが行われたF1インシーズンテストにアルファロメオから参加したF2ドライバーのカラム・アイロットは、ベストタイムを更新した直後、高速の右カーブであるターン3に時速200km以上で侵入する際、マシンのリヤに衝撃を感じ、挙動を乱してクラッシュした。
フェラーリの育成ドライバーである20歳のアイロットは、クラッシュの影響で午後のセッション後半を走行できなかったが、計40周以上を走破し、12番手のタイムを記録した。
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アイロットは当時の状況をこう説明した。
「ターン3の最初の部分に侵入したら、いきなり大きな音がした。それは何の前触れもなかったから原因が分からないんだ」
「風向きにも変化はなかった。僕たちが見る限り何も壊れていないし、それまでと同じようにドライブしていた。だから少し変なんだ」
「これまでと全く同じようなラップだったので、僕は完全に不意を突かれてしまった。だから僕たちはそれを調べているところだ。奇妙だよ」
アイロットは、クラッシュの原因が明らかにミスではないと語った。彼はそれがマシンの問題ではないとしつつも、大きなドライビングミスではなく、もっと小さな事柄が原因だと推測している。
「僕はミスを犯したり、マシンの挙動を乱してしまった時には、いつもすぐにそれが自分のミスであると分かる」
「だから僕が最初にすることは、それが自分の責任なのかを確認することだ」
「チームを批判しているわけではないが、僕はスロットルをアグレッシブに踏むと大抵、すぐに『OK。風向きが変わったな』と感じるんだ」
「マシンのスピードが上がっていくにつれて、マシンがより限界に近づいていったんだと思う。こういうことは突然起こるものだ」
クラッシュによってアイロットの走行は一足早く終了し、テスト2日目の走行はレギュラードライバーのキミ・ライコネンに引き継がれる。しかしながら、アイロットは自身のF1テストデビューがポジティブなものだったと感じているようだ。
「もちろん、こういう時は誰しも少し緊張するものだけど、僕はしっかりと準備をしてきたし、とても素晴らしいものだった」
「コーナリングスピードとパワーが素晴らしい。それに少し衝撃を受けて、ほんの少しそれに慣れることができた。僕たちは進歩し始めたばかりだけど、マシンは本当に快適だったし、夢中になった」
「午前中に必要なテストは全て行うことができて、僕もチームも満足している。だからクラッシュを除けば全体的にはポジティブな1日だった」
「僕たちは要求されていたプログラムを既に終えていたので、そこからはパフォーマンスをより発揮することに集中していた」
「僕がそれ(走行機会)を逃したことは残念だけど、あいにくそれらは起こってしまった」
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