MotoGP第11戦アラゴンGP予選で、スズキのジョアン・ミルは6番手タイムを記録。彼は今季は予選で苦戦することの多かったが、改善を果たしてきたように見える。
そのミル曰く、予選Q2で彼はアタックラップでの“邪魔”がなければ更にタイムを縮める事が可能だったという。
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予選まではヤマハ勢が速さを見せているアラゴンGP。しかしミルはこれまで、予選順位が悪い中でも決勝では追い上げてきたライダー……今回はその予選位置も改善されたため、決勝レースではチャンスがより増えたように思える。ミル自身も、今回のポジションは良いチャンスだと考えているようだ。
「この予選位置は、いいチャンスになるよ。FP4では使い込んだタイヤで走ったけど、そのペースは力強く感じられたし、コンスタントに良いタイムを記録できた」
ミルはそう語る。
「ただヤマハ勢3人は特に競争力があるようだから、明日に向けた予想はちょっとわからないね」
「でも、素晴らしい戦いになるだろう。彼らと渡り合っていけるかどうか、見てみよう」
FP4でミルは、リヤにユーズドのソフトタイヤを履いた際に、PPのファビオ・クアルタラロ(ペトロナス・ヤマハSRT)や2番手のマーベリック・ビニャーレス(ヤマハ)に匹敵するペースを記録していた。
そのため、10ポイント差でポイントランキング首位のクアルタラロも、ミルそしてビニャーレスが強力なライバルとして立ちふさがるだろうと警戒した。
「ジョアンは凄い強いペースを持っている。それに彼は2列目からのスタート……彼については心配しているよ」とクアルタラロは認めた。
「彼は本当に良いペースを発揮してきたし、マーベリックもそうだ。彼らは本当に速い。このトラックが僕にとってベストなものじゃないのは認識していたけど、100%を尽くすつもりだ。ただレース後半のペース面で少し苦戦してしまっている」
「仮に僕とマーベリックがスタートで同じ位置になって、彼の方が速いようなら、僕は何かを仕掛けるつもりはない。なぜならその後ろのライダーたちとギャップを広げることの方が重要だからだ。もし彼のほうが速かったら、後ろに大集団を作らないようにするためにも、ドアを閉じるようなことはしないつもりだ」
一方ビニャーレスは、レース後半の残り10周で昨年から改善を果たしていると語り、決勝レースにも自信を示した。
「去年僕はレース後半でかなり苦戦してしまっていた」と、ビニャーレスは言う。
「今年は、特にレースの最終10周で“何か”を見つけたんだ。他のライダーと戦うためには“余裕”が必要だからそれはポジティブな点だ。僕らはそれを、電子制御の面で見出したんだ」
「決勝はスムーズに、そしてミスをしないように挑んでいく試つもりだ。ただ最初のコーナーはアグレッシブに攻めて行く。ひとつ前にはチャンピオンシップリーダーがいるんだから、前に出ないといけない。それからいいリズムを作って行くんだ。明日に向けて自信を感じているし、僕らにはチャンスがある」
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