フォーミュラEの2025-2026シーズン開幕戦サンパウロE-Prixの決勝レースが行なわれ、ジェイク・デニス(アンドレッティ)が優勝した。
フォーミュラEの12年目のシーズンがついに開幕。舞台はブラジルのサンパウロ市街地である。
■日産ローランド、フォーミュラE連覇に向けて自信「シリーズはおそらく最も競争の激しい時代を迎えている」
ポールポジションのデニスは、無難なスタートを決めてホールショットを奪った。しかし後方ではマヒンドラのニック・デ・フリーズがターン1で止まりきれず、前を行くダニエル・ティクトゥム(クプラ・キロ)に追突、さらにはアウト側にいたチームメイトのエドアルド・モルタラを道連れにしてコースオフしてしまう。この接触によりティクトゥムは左リヤタイヤをパンクし、すぐにピットインすることを強いられた。またデ・フリーズもダメージがあったようで、7周を走ったところでピットインし、タイヤを交換した。
先頭をキープしたデニスだったが、逃げ切りを図るようなことはなく、バッテリーをマネジメントすることを優先してペースをコントロール。その間に他車に抜かれ、ポジションを落とすことになった。
最後列からのスタートだったルーカス・ディ・グラッシ(ローラ-ヤマハ・アプト)が積極的にアタックモードを使い、トップ10圏内まですぐさま浮上して見せた。
ただ10周目を迎えようかという頃から、バッテリー残量は十分だと見たか、各車のペースが一気に上がった。
ここで抜け出したのが、ポルシェのパスカル・ウェーレイン。ただ各車のアタックモード使用時間が一旦終了するとペースが落ち着き、ウェーレインの後方には隊列が連なった。その後、PPスタートのデニスが首位を取り戻し、ニック・キャシディ(シトロエン)がこれに続く格好となった。
ただ当然これで終わりではなく、前年王者のオリバー・ローランド(日産)がアタックモードを起動させて首位に浮上するなどした。
そんな中、同じ日産勢のノーマン・ナトが、ルーカス・ディ・グラッシ(ローラ-ヤマハ・アプト)と接触してフロントサスペンションを破損し、コントロール不能に。これにより、コース上にマシンを止めてしまい。セーフティカー出動となった。
27周目からレース再開。アタックモードをまだ使い切っていなかったドライバーたちは、すぐさまアタックモードを起動。ポジションアップを目指した。
しかし27 周目のターン10で、ジャガーのミッチ・エバンスがクラッシュ。これでフルコース・イエロー(FCY)が宣言された。ただこのレースがフォーミュラEデビュー戦となったホセ-マリア・マルティ(クプラ・キロ)は、FCY宣言時の減速が間に合わずに前を走っていたアントニオ・フェリックス・ダ・コスタ(ジャガー)とニコ・ミュラー(ポルシェ)に追突。マルティのマシンは宙を舞い、上下反転するシーンもあるなど、車両は大破。レースはすぐさま赤旗中断ということになった。
マシンが回収され、29周目からセーフティカー先導でレース再開。この周回だけでセーフティカーがピットに戻り、1周のみの超スプリントレースの幕が開けた。
この時首位にいたのは、赤旗中断となる直前に首位を取り戻していたデニス。デニスはそのままチェッカーまで逃げ切り、浮き沈みはあったもののポール・トゥ・ウインを達成する形となった。2位には昨年王者のローランドが、3番グリッドから追い上げた。3位はキャシディだった。
完走わずか13台。稀に見るサバイバルレースとなった。
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