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豊田スタジアムでのスーパーSSは予想以上の楽しさ。ラリーカーの走りと迫力に圧倒/WRC写真日記

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豊田スタジアムでのスーパーSSは予想以上の楽しさ。ラリーカーの走りと迫力に圧倒/WRC写真日記

 WRC世界ラリー選手権第13戦『フォーラムエイト・ラリージャパン2023』は、11月16日(木)から競技がスタートしました。デイ1はシェイクダウンに加え、豊田スタジアム特設コースを使用したスーパーSSが行われました。開幕前日に続いて大会初日の雰囲気を編集部員がお届けします。

※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※

サービスパークはいいぞ。ラリージャパン2023開幕前日の雰囲気をお届け/WRC写真日記


やってきましたラリージャパン2023の2日目。この写真日記の需要がどれだけあるか分かりませんが今日も掲載を続けます! こちらはオープン前のメインゲートの様子。今年も多くのお客さんが開場を待ちわびていました。


開場直前のメインゲートです。こちらもスタッフさんたちが最終ミーティングを行い、受け入れ準備万端の様子でした。


そのメインゲートをくぐると、ラリーファン垂涎のマシン4台が出迎えてくれます。左側のミツビシ・ランサーWRC05は大会期間中にエンジン始動デモンストレーションを行うので要チェックですね。


別記事でもお届けしましたが、ラリージャパンのサービスパークが設置される豊田スタジアムのフィールド内にはスーパーSS用の特設コースが設営されました。午前中にはコースウォークも行われ、多くのお客さんが実際にコースをチェックしていましたよ。


こちらはラリージャパン2023を盛り上げる『RALLY JAPAN GIRLS 2023』の益田アンナさん、寺地みのりさん、松田蘭さん。3名は大会期間中のサポートやPR活動など、さまざまな場所に登場予定とのことです!


コースウォーク終了後の12時からは正面ゲートそばの特設会場で行われた“メディアペン”と呼ばれる囲み取材に参加しました。やはり母国の勝田貴元選手はメディアにも大人気。そんな忙しい最中にシェイクダウンの様子や特別ヘルメット、さらに「親友」と呼ぶ平川亮選手へのコメントをいただきました。詳しくは記事を読んでいただけると幸いです。


イベント広場メインステージではユハ・カンクネンとペター・ソルベルグによるトークショーが行われました。右はペターの息子のオリバー・ソルベルグ。現役ラリードライバーということもあり、将来のWRCスター候補になる予感。(仕草も少し似ている?)


ラリードライバーたちが一列に並んでファンサービスを行うオートグラフ・セッションには多くのファンが参加していました。みなさんお目当ての選手にサインを貰うことはできましたか?


ファンの「頑張ってください!」の声に勝田貴元選手も笑顔をみせます。


そんなこんなで時間はあっという間に過ぎ去り、17時からはオープニングセレモニーが開催です。まずは愛知県警察音楽隊のみなさんによる演奏で会場のボルテージが高まります。


オープニングビデオの放送後には照明が落とされ、無数のスポットライトが会場を照らします。この光景だけを見ると、ラリーが行われる会場とは思えませんね。


薄暗いなかで鎮座するラリーマシンもオーラがあって素敵です。


オープニングセレモニーに登場した勝田選手には、TOYOTA GAZOO Racing WRTのヤリ-マティ・ラトバラ代表がずっとそばにいましたね。母国ラリーで期待の現れでしょうか。


勝田選手に名刺?を渡しているのはテレビ朝日の三谷紬アナウンサー。日本での開催ということもあり、地上波でも大々的に放送をお願いしたいところ。テレビ朝日では19日の21時からラリージャパンの特番が放送されるので、ぜひチェックを。


こちらは前戦ラリー・ヨーロッパで早くも今季のチャンピオンを決めたカッレ・ロバンペラ選手。23歳とは思えないオーラと風格が出ていました。


ヒョンデ・シェル・モビスWRTのティエリー・ヌービル選手とマルティン・ウィダグ選手。右は以前にルノーF1マネージングディレクターを務めていたシリル・アビテブール氏。現在はヒョンデ・モータースポーツの代表に就任しています。


オープニングセレモニー終了後は、お待ちかねの特設コースを使用したスーパーSSのスタートです! 我々メディア勢は16日のみ設置されるスタンドの一角で競技を見守りました。


そのスーパーSSは予想以上に盛り上がりをみせたように感じました。こちらはフォード・プーマ・ラリー1を駆るアドリアン・フルモー選手。


ジャンピングスポットでは選手の個性が出るようで、新井敏弘選手のスバルWRX S4はフロントバンパーがゴツリと……。


TOYOTA GAZOO Racing WRT勢は勢いの良い走りが多く、エルフィン・エバンス選手は期待どおりの“ジャンピング”を披露してくれました。


最初に特設コースを見たときは『狭いかな』と思いましたが、コース幅の狭さが出す迫力を感じました。スタジアムということでエンジン音とスキール音もかなり響きます。


セバスチャン・オジエ選手はスタートのターン1からゼロカウンタードリフトを魅せつけてくれます。普段は国内レースで取材しているため、ラリーカーの走りはデモラン以外だとほぼ初めて見ましたが、かっちょいいですね~。


そして我らが勝田選手が登場です。対戦カードが表示されたときには大きな拍手と歓声が沸き起こっていました。対戦相手のオット・タナク選手は少しやりづらかったでしょうか。


その勝田選手は派手めなジャンプを繰り広げて善戦するも敗退。5番手でラリージャパン2023の初日を終えています。


記念すべきラリージャパン初開催のスーパーSSを制したのはヒョンデのヌービル選手となりました。シェイクダウンからトップということもあり、初日終了時点では総合首位に立っています。


まだまだ語りたいことは多いですが、2日目の写真日記はこれにて終了となります。明日以降も機会があれば写真日記を続けたいと思いますので、気長にお待ちいただけると幸いです。みなさんもラリージャパン2023をエンジョイしてくださいね!

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