フェラーリのセバスチャン・ベッテルは、F1日本GPレース序盤のマックス・フェルスタッペン(レッドブル)との接触について、フェルスタッペンに非があると考えている。
予選Q3で大失敗を喫したベッテルは、8番グリッドから日本GPの決勝レースをスタートした。彼は順調にポジションを上げ、セーフティカーラン後にはフェルスタッペンと3番手を争うポジションにまで上がっていた。しかし、ベッテルがスプーンでフェルスタッペンのインに飛び込んだ際、両者は接触。ベッテルのフェラーリはスピンし、最後尾付近までポジションを落とした。
「ベッテルに突っ込まれた」と主張のフェルスタッペン、ペナルティにも不満
ベッテルはその後も懸命な追い上げを見せたが、結局6位まで戻るのが精一杯。優勝したルイス・ハミルトン(メルセデス)にポイント差を67ポイントまで広げられ、タイトル獲得が絶望的な状況となってしまった。ハミルトンは、最短でいくと次のアメリカGPにも、タイトルを決めてしまう可能性がある。
フェルスタッペンはベッテルとの接触の前にもキミ・ライコネンと接触している。これについてはコース外を走行し、安全にコースに戻らなかったとして、5秒のタイム加算ペナルティを科されている。
「僕は明らかに、オーバーテイクしようとプッシュしていた。しかし、必死でそうしようとしていたわけじゃない」
ベッテルはそうSKYスポーツに対して語った。
「彼(フェルスタッペン)にペナルティがあることは分かっていた。しかし、僕らの方が速いと感じていたんだ」
「隙間はそこにあった。しかし、彼は明らかに、僕を見るとすぐにディフェンスを仕掛けてきた。でも、僕はイン側にいたんだ」
「彼は近くに誰かがいると知るとすぐに、プッシュしてはいけない時でもプッシュするんだ。あくまで僕の意見だけどね」
「キミとの出来事を見てごらんよ。フェルスタッペンはコースオフし、そしてコースに戻ってきた。キミが普通にドライブを続けていたら、彼らは接触しただろう」
「必ずしも、別のドライバーが動かなければいけないわけじゃない。僕らはそれぞれレースをしているし、レースは長い」
ベッテルはスプーンカーブでイン側に入ることができたものの、フェルスタッペンの前に出ることはできていなかった。これについて尋ねると、ベッテルは次のように語った。
「そこに隙間があった。そうじゃなければ、僕がああいうトライをすることはなかっただろう」
そうベッテルは付け加えた。
「僕は全面的に、何の問題もなかったと思う。時にはもっと接近することもあるし、もっとスペースがあることもある」
「接近するのは普通のことだ。しかし、常にスペースを残しておく必要がある。今回のケースでは、どちらもどこにも行けず、その後で僕らは接触した」
「これはレースの一部だけど、僕はあの動きを後悔はしていない」
「しかし、スペースはそこにあった。そして、彼の(ERS用の)バッテリーは使い切られていた。僕はバッテリーをセーブしていたからブーストできたし、スピードも手にしていた。僕はコーナーをクリアできただろうし、彼とサイド・バイ・サイドになった。でもその後、彼は十分なスペースを与えてくれず、僕らは接触することになった」
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
みんなのコメント
この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?