もくじ
ー 改良版ハイブリッドにより415ps
ー ポールスターのパーツが多数
改良版ハイブリッドにより415ps
ボルボは新型S60の最上位版の投入をアナウンスした。これはポールスターのパーツを使い、高性能な電動モーターを搭載している、
S60 T8 ツインエンジン・ポールスター・エンジニアードというこのクルマは、名前の通りT8ツインエンジンの上位に位置する。これは確認されている3台の「ポールスター・エンジニアード」の最初の1台となる。
この他の2台は2019年中にV60とXC60に追加され、ボルボの電動化を推し進める役割を果たす。同社の計画では、2025年までにラインナップの25%を電動化するという。
ホーカン・サミュエルソンCEOは、「電動車はわれわれの将来です」と語る。「今回、ボルボの電動化による新時代はパフォーマンス部門のポールスターが担っています。この戦略は、クルマ業界の未来が電動化にかかっているという信念によるものです」
ボルボはこのS60にT8ツインエンジンのハイブリッドパワートレインを改良して搭載することを明かした。これは2.0ℓ4気筒エンジンに電動モーターを組み合わせたものだ。
通常のT8が400ps、65.3kg-mなのに対し、415ps、68.3kg-mのトルクを発生する。ボルボによれば、これはソフトウェアのアップグレードの成果であり、燃費の改善やバッテリーによる航続距離の向上を果たしている。そして、8速ATの動作を改善し、よりスムーズな加速を実現した。
ポールスターのパーツが多数
ポールスター・エンジニアードのパーツには、モノブロックのブレンボ製ブレーキキャリパー、スリット付きブレーキローター、オーリンズ製ショックアブソーバーなどがある。
このショックはポールスター「1」から流用したものであり、減衰力調整が可能なタイプだ。さらに、フロントの回頭性を向上させるためストラットブレースも流用されている。
さらに、ばね下重量を低減する軽量ホイールも装着されるほか、クローム製のエグゾーストパイプやゴールドのシートベルトが採用された。
ボルボの研究開発部門を担当する上級副社長のヘンリック・グリーンは「ファインチューンによりレスポンシブでエキサイティングなクルマに仕上がりました」と語る。
ボルボはS60を同社初の米国工場である、サウスカロライナのチャールストンで発表する。この工場はすべてのS60を担当し、初の米国製ボルボとなる。
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