現在位置: carview! > ニュース > スポーツ > ハミルトン、タイヤ戦略についてチームに怒りはないと説明。メルセデスF1代表も「連携が取れている」と主張

ここから本文です

ハミルトン、タイヤ戦略についてチームに怒りはないと説明。メルセデスF1代表も「連携が取れている」と主張

掲載 5
ハミルトン、タイヤ戦略についてチームに怒りはないと説明。メルセデスF1代表も「連携が取れている」と主張

 メルセデスのルイス・ハミルトンは、F1第15戦トルコGPの終盤に5番手に順位を落とすことになったピットストップ戦略について、チームに怒りを感じてはいないと主張している。

「僕がレースをしているとき、無線でいつも礼儀正しく落ち着いているとは思わないでほしい。僕たちはみなとても熱狂的になっている。興奮して夢中になるんだ。すべてのドライバーがそうであるようにね」と7度の世界チャンピオンであるルイス・ハミルトンは、レース後の月曜日にインスタグラムに投稿した。

レッドブルF1代表、ハミルトンのピットストップに疑問なし「タイヤにはブリスターがあり、タイムを失っていた」

「僕の心と精神はコース上にある。それは自分のなかにある火であって、それによって僕はここまでになったんだ。でもどんな怒りもすぐに忘れられる。僕たちはそのことを話し合い、すでに次のレースのことを見据えている」

 ハミルトンは全58周のレースを、ピレリのインターミディエイトレインタイヤ1セットで完走できると考えていた。

「僕がチームに激怒しているというのは真実ではない。チームとして可能な限り最高の戦略を構築しようと、僕たちは懸命に取り組んでいる。でもレースが進むにつれてスプリット判定をしなければならない。多くの要因が絶えず変化しているんだ」

「昨日僕たちはステイアウトするというリスクを取った。ドライになることを期待していたけれど、そうはならなかった。僕はそのリスクを取りたかったし、最後まで行きたいと思っていた。でもステイアウトするという僕の戦略はうまくいかなかった。結局僕たちはピットストップした。それが最も安全なことだったんだ」

 約12周を残す時点でも、ハミルトンは競争力のあるラップタイムを出していたが、その後タイムは1秒以上落ちてしまった。それは新タイヤへの交換のためピットストップを行うよう、チームが主張していた時だった。

「非常に難しいものだ。コミュニケーションは双方向に流れる必要があるし、それが重要なことだからだ」とメルセデスF1のチーム代表であるトト・ウォルフは述べた。

「ドライバーはグリップレベルを教えてくれるコース上の重要なセンサーだが、ドライバーは彼自身を他のドライバーとパフォーマンスと比較して見ることができない」

「そのためそうした情報について我々は取り組む必要がある。なぜなら我々には戦略の面で前回ルイスが天才的な一撃と呼んだようなものがあるからだ。また、我々は互いに信頼し合うためにコミュニケーションに取り組む必要があると思う。ある意味では我々が目指していることを説明できるようにだ。無線での激しいやりとりについては、完全な情報を前にすれば、そもそもなんの問題もない。もちろん我々はルイスに対してそのような話し方はしない。なぜなら彼は時速320kmで走行しているのだからね」

「だがまったく問題はない。我々は完全に連携が取れている。我々はともに8年をここで過ごしているのだ。我々は走行中のドライバーが状況に対して苛立っていることを理解するのに十分な包容力を持っている。そして彼もそのことを後になって理解するだろう」

関連タグ

こんな記事も読まれています

WRCポルトガルにフルメンバーで臨むトヨタ。「強力なラインアップ。必ず激しい戦いが繰り広げられる」とラトバラ
WRCポルトガルにフルメンバーで臨むトヨタ。「強力なラインアップ。必ず激しい戦いが繰り広げられる」とラトバラ
AUTOSPORT web
フェラーリ新型「ドーディチ・チリンドリ」世界初公開! 830馬力のV12エンジン搭載 車名はそのまま“12気筒”の意味
フェラーリ新型「ドーディチ・チリンドリ」世界初公開! 830馬力のV12エンジン搭載 車名はそのまま“12気筒”の意味
VAGUE
長いトンネルの「非常口」扉の奥はどんな構造? どこに繋がってる? 普段は見れない「謎の通路」には階段や滑り台が!
長いトンネルの「非常口」扉の奥はどんな構造? どこに繋がってる? 普段は見れない「謎の通路」には階段や滑り台が!
くるまのニュース
トヨタ・コニック・プロ、お台場で歩行領域BEV観光サービス「OSAMPO」を提供
トヨタ・コニック・プロ、お台場で歩行領域BEV観光サービス「OSAMPO」を提供
レスポンス
どうなるF1の次期レギュレーション。懸念の声上げていたレッドブル代表「FIAは我々の声に耳を傾けてくれている」
どうなるF1の次期レギュレーション。懸念の声上げていたレッドブル代表「FIAは我々の声に耳を傾けてくれている」
motorsport.com 日本版
[音響機材・チョイスの勘どころ]サブウーファー・国産ブランド…小型・薄型モデルのトレンドを分析!
[音響機材・チョイスの勘どころ]サブウーファー・国産ブランド…小型・薄型モデルのトレンドを分析!
レスポンス
次世代「ヴァンキッシュ」に搭載か?アストンマーティンが新型V12エンジンの動画を公開
次世代「ヴァンキッシュ」に搭載か?アストンマーティンが新型V12エンジンの動画を公開
@DIME
F1マイアミGP責任者、”場内の飲食が高い”との批判に反論「実際とは異なる情報が拡散された」
F1マイアミGP責任者、”場内の飲食が高い”との批判に反論「実際とは異なる情報が拡散された」
motorsport.com 日本版
コースごとに異なる舗装での転倒。M.マルケスの優勝も現実的に/MotoGPの御意見番に聞くスペインGP
コースごとに異なる舗装での転倒。M.マルケスの優勝も現実的に/MotoGPの御意見番に聞くスペインGP
AUTOSPORT web
全長2.5m切り! 斬新すぎる「超コンパクトカー」に熱視線! 2人乗り・1ドアで“旧車デザイン”採用! カワイすぎマシン「マイクロリーノ」に反響の声
全長2.5m切り! 斬新すぎる「超コンパクトカー」に熱視線! 2人乗り・1ドアで“旧車デザイン”採用! カワイすぎマシン「マイクロリーノ」に反響の声
くるまのニュース
WECスパの性能調整発表。前戦イモラで圧倒のフェラーリ499P、最低重量が12kg増
WECスパの性能調整発表。前戦イモラで圧倒のフェラーリ499P、最低重量が12kg増
motorsport.com 日本版
柴田自動車、三遠ネオフェニックスとスポンサー契約締結
柴田自動車、三遠ネオフェニックスとスポンサー契約締結
レスポンス
【20台限定】ベントレー「ベンテイガS」にカーボンホイールとセンターストライプを採用!「エイペックスエディション」の特別装備とは
【20台限定】ベントレー「ベンテイガS」にカーボンホイールとセンターストライプを採用!「エイペックスエディション」の特別装備とは
Auto Messe Web
映えも運転もエコも楽しむ! 電気自動車「アバルト 500e」でゆく鎌倉日帰り旅
映えも運転もエコも楽しむ! 電気自動車「アバルト 500e」でゆく鎌倉日帰り旅
グーネット
日産チェリー1000GL((昭和45/1970年9月発売・E10H型)【昭和の名車・完全版ダイジェスト059】
日産チェリー1000GL((昭和45/1970年9月発売・E10H型)【昭和の名車・完全版ダイジェスト059】
Webモーターマガジン
三菱自動車の2024年3月期決算、売上高と営業利益が過去最高 今期も新型車効果で売上増へ
三菱自動車の2024年3月期決算、売上高と営業利益が過去最高 今期も新型車効果で売上増へ
日刊自動車新聞
レンジローバー初のEVモデル「レンジローバー エレクトリック」の走行テスト画像および動画が公開
レンジローバー初のEVモデル「レンジローバー エレクトリック」の走行テスト画像および動画が公開
カー・アンド・ドライバー
一度見たら忘れられない「衝撃フェイス」! 「秀逸顔」な国産車3台と「正直理解不能な顔」の国産車3台をデザインのプロが斬る!!
一度見たら忘れられない「衝撃フェイス」! 「秀逸顔」な国産車3台と「正直理解不能な顔」の国産車3台をデザインのプロが斬る!!
WEB CARTOP

みんなのコメント

5件
  • 他にも連携取れてるところあったりして・・・。
  • 今のF1に見る価値は無いね。革新的な技術は禁止でアホな規則ばかり。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村