鈴鹿サーキットで行なわれているスーパーフォーミュラの合同・ルーキーテスト。1日目午前は山本尚貴(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)が、いきなり1分36秒台のマークしトップに立った。
朝から青空が広がった鈴鹿サーキットだが、鈴鹿おろし(鈴鹿山脈側から吹き下ろす風)が冷たく、気温12度、路面温度13度のドライコンディションで午前9時00分にセッションがスタート。TEAM MUGENの2台を先頭に各車が続々とコースインしていった。ほとんどのマシンが1周のチェックラップを終えてピットに戻ってきたが、数台のマシンは早くも連続周回に入るなど、それぞれのプログラムをこなしていた。
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その中でも印象的だったのはルーカス・アウアー(B-Max Racing with motopark)。エンジンの回転数を抑えながらゆっくりと周回を重ねていた。しかし開始30分を過ぎたところで、スプーンふたつ目でマシンを止めてしまい、この日最初の赤旗中断となった。マシンに目立った損傷はないがエンジンが止まったこともあり、牽引されてピットへ戻った。
9時40分にセッションが再開されると、各車が再び走行を始め、徐々にタイムを伸ばしていった。ピットに戻ってきたアウアーもマシンのチェックが完了し走行を再開した。なお、赤旗中断の影響もあり午前のチェッカー提示時間が5分延長された。
開始から1時間を経過したところでトップタイムは山本、2番手にチームメイトの福住仁嶺がつけ、今季チームタイトルを獲得したDOCOMO TEAM DANDELION RACINGがトップ2を独占したが、それを上回ったのが牧野任祐(TCS NAKAJIMA RACING)。開始から1時間20分を過ぎたところで山本のタイムを0.9秒更新する1分37秒440を記録しトップに躍り出た。
セッション残り20分を切って速さを見せたのが、10月の最終戦でSFデビューを果たし、先日のマカオF3では総合2位となったユーリ・ヴィップス(TEAM MUGEN)。ソフトタイヤを履いて1分37秒330を叩き出しトップに浮上。まだSF19での走行距離は決して多くないヴィップスだが、いきなり上位につける走りを見せた。
チェッカーまで残り5分を切ったところで関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)が1コーナー手前のアウト側のランオフエリアにマシンを止めた。これにより2度目の赤旗が出された。残り時間がわずかだったこともあり、そのままセッションは終了。赤旗直前にタイムを更新した山本の1分36秒900が午前のトップタイムとなった。2番手にはヴィップス、3番手には牧野が続いた。
大津弘樹(TCS NAKAJIMA RACING)が4番手、今季FIA F2に参戦した松下信治(ThreeBond DragoCORSE)は6番手となった。また、全日本F3チャンピオンのサッシャ・フェネストラズ(KONDO RACING)は14番手で最初のセッションを終えた。
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