鈴鹿サーキットでF1日本GPが開催されていた4月6日、大嶋和也は富士スピードウェイにいた。ただそこで彼が出場したのはスーパーGTでもスーパーフォーミュラでもない。フォーミュラ・ドリフト・ジャパン(FDJ)だ。
長らく国内最高峰のレースカテゴリーで活躍してきたベテランの大嶋は、未経験のドリフトの世界に足を踏み入れることになった。GRカローラで参加した大嶋は経験不足も響いて結果的に予選落ちに終わり、決勝トーナメントに駒を進めることができなかった。
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普段はグリップ走行のレースを戦っている大嶋にとって、ドリフト走行で手を焼いたのはどんなところだったのか?
「一番は身体のセンサーで、横を向いてコーナーに入っていくという感覚が全くありませんでした」
「ある程度滑り出してから少しずつ角度を増していって、それをコントロールすることに関しては全く問題なくできるのですが、ストレートでいきなり真横に向けるという行為にものすごく抵抗があったので、そのセンサーを作るのに時間がかかりました」
そう語った大嶋。このように、グリップ走行ではありえないような操作をするドリフト走行を経験することは、本業のレースに支障をきたす可能性もあるのではないか? そういった指摘もあったようだが、大嶋自身としてはむしろプラスになっている感覚があるという。
「まだまだこれからですけど、そういった動きさえ出来てしまえば、やっていることにはそんなに違いはないのかなと思いました」
「最初の方は、ドリフトが本業の方に悪影響あったら嫌だなという思いや、大丈夫なのという声もありましたが、GTにもSFにもプラスになっていることの方が多いと感じています」
では、実際にレースの中でプラスになっていると感じている部分はどこなのか?
「今までだったら『やばい!』と思うような、クルマが滑り出す速度や量が、全然余裕で怖くないです。それを上回るような速度で滑られたらこの間(スーパーフォーミュラSUGO戦)の最終コーナーみたいに刺さっちゃいますけど……(笑)。その手前くらいならコントロールの範疇になっています」
今後のレースとドリフトの両立については「中途半端に出てすぐ止めるのも向こう(ドリフト)の世界の人たちに失礼だと思いますから。しっかり向こうは向こうで頑張りながら、両方やりたいなと思います」と意気込んだ大嶋。37歳のベテランが、また新たな引き出しを身につけて輝きを増すかもしれない。
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