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LMDh開発中のヒョンデ/ジェネシスを「導き、支援する」LMP2チーム。南仏の本拠には“地の利”も

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LMDh開発中のヒョンデ/ジェネシスを「導き、支援する」LMP2チーム。南仏の本拠には“地の利”も

 IDECスポールのスポーティング・ディレクターを務めるニコラ・ミナシアンは、韓国のマニュファクチャラーであるヒョンデの高級ブランド『ジェネシス』が2026年のWEC世界耐久選手権に向けてハイパーカープロブラムの開発を進めるなか、同チームがLMP2の取り組みを通じてジェネシスを「導き、支援する」ことを目指していると語った。

 2024年ル・マン24時間でクラス3位となったこのフランス籍チームは、ジェネシスによって開発パートナーに選ばれており、2025年はELMSヨーロピアン・ル・マン・シリーズにおいて、2台のLMP2車両によるプログラムが実行される。

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 これらの車両のうち1台は、トラック・プログラムの一環としてローガン・サージェント、ジェイミー・チャドウィック、マティス・ジョルベールによってドライブされる予定であり、3名全員が将来的にハイパーカープログラムへと駒を進める可能性がある。

 ドバイでのジェネシスの発表イベントに集まったメディアに対し、ミナシアンは、ジェネシスとIDECのパートナーシップは「良い相乗効果」から生まれたと説明し、フランス南部のシーニュにあるIDECの施設が、ジェネシスのシャシーパートナーであるオレカの本社や、ポール・リカール・サーキットに近いことをその例として挙げた。

「去年くらいにシリル(・アビテブール/ジェネシスのチーム代表)に連絡したと思う」とミナシアンは語った。

「シリルに会いたかったのは、チーム代表として(F1、WRCで)素晴らしいことを成し遂げた人物だったからだ」

「会ったとき、彼らはこのようなレースの実際についてすら知らなかったが、彼らがこれを始めると発表したとき、そこには相乗効果があったので連絡を取り続けた」

「お互いに良い感触があった。これも大きなことだ。そして、我々の(施設の)場所はポール・リカールに非常に近く、オレカにも非常に近いから、すべては彼らがオレカを選ぶことで前進していった。IDECはオレカからわずか5分のところにある」

「そして、たとえそれがハイパーカーではなくLMP2であっても、我々のスポーツカーレースに関する知識は、ル・マン、レギュレーション、スポーティングの面、ACO(フランス西部自動車クラブ)やFIA(国際自動車連盟)との関係から得たノウハウを持っていると思う。だから、彼らが我々をそばに置くことは、ゼロから始めなくて済むようにするという意味で理にかなっていると思う」

■人材育成が主眼。スタッフは2組織の混成チームに

 IDECとジェネシスの提携は、チームが2021年以来初めてELMSで2台のLMP2の取り組みに戻ることも意味しており、ポール・ラファルグ、ヨブ・バン・ウィタート、ポール・ループ・シャタンという2台目のドライバーラインアップが、最近明らかにされた。

 しかしミナシアンは、ジェネシスとの提携が実現していなくても、2台の取り組みに関しては、チームは「とにかくそれをやるつもりだった」と示唆した。

「ジェネシスのクルマをグリッドに運ぶことが優先事項だったと思う。それが我々の決定であり、2台目のエントリーを埋めたからだ」と彼は語った。

「何が起ころうとも、我々はそれをやるつもりだった。長い間、計画されていたことだったと思う。ただ、いまはエントリーすること自体が難しいのだ」

「以前は2台で参戦していた。LMP3を走らせるつもりはなかったので、2台のLMP2をやることにした」

 ミナシアンは、IDECの目標はジェネシスを2026年のWECデビューシーズンに向けて「導く」ことだと述べ、来年のLMP2プログラムを通じて人材育成の役割がチームに加わると述べた。

「それはひとつのチームになるが、我々は間違いなく彼らを導くために、ここにいる」と彼は言った。

「我々は、彼らがそれをまとめるのを支援するために、ここにいる。指をパチンと鳴らすだけではできない。だから当然、我々がそこにいるのだ。そのチームこそが、(我々の目指す)チームだ」

 そのために、ミナシアンはジェネシスのスタッフをIDECの2台の車両のクルーに平等に統合し、学習プロセスを最大化するために経験豊富なスタッフと基本的に50対50の割合でペアにすることを明らかにした。

「2台のクルマにまたがるあらゆる面で、人材を混成させている」とミナシアンは語った。

「両方のクルマがある。つまり、1台のクルマにはより多くの人材がいるが、一部の人材はもう1台のクルマにも関わる。ただし車両の各エリアには、IDECからの経験者と、彼ら(ジェネシス)の側からの経験者がいる」

「したがって、ELMSやル・マンを経験したことのない人も、経験者と一緒に働くことになる」

「少なくともエンジニアリング面、ピットストップ面、または組織面では、経験者が常にいて、経験のない人に経験を提供するのだ」

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みんなのコメント

3件
  • xtr********
    韓国系の躍進は不可思議な事態になるだろう。

    ヒュンダイが生産車シェア上位だが、
    まともな歴史も熱烈な愛好者もいない。
    でも共産圏発ではない。

    WRCで活躍してるがF1やWRCをまともに開催もできない。
    国内レースさっぱり、ドライバーもいない、

    なら2輪と言ってもほぼ実用車でスポーツとは程遠い。

    例えばジェネシスがルマンやF1を勝利
    でも会社である黄色人種の韓国人の姿はなし。

    やはり日本人以外の有色人種は非征服種族、奴隷体質としか言えない
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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