レッドブルのマックス・フェルスタッペンは、F1サンパウロGPのスプリント予選で4番手。なんとか2列目を確保したが、マクラーレン勢2台とフェラーリのシャルル・ルクレールというタイトルを争う3台に先行される格好となった。
この結果についてフェルスタッペンは、「僕らのマシンはレースで最強だとは思えない」と語った。
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フェルスタッペンはまだドライバーズタイトルでは大きなリードを確保しているものの、マクラーレンのランド・ノリスに徐々に差を詰められている。また所属チームであるレッドブルは、今やマクラーレンとフェラーリに抜かれたコンストラクターズランキング3位。ダブルタイトル3連覇を目指す中では、このサンパウロGPはそろそろパフォーマンスをV字回復させねばばらない段階だ。
しかしその初日は、満足いくものではなかったようだ。フェルスタッペンはスプリント予選後、再舗装されたインテルラゴス・サーキットのバンピーな路面に苦しめられたと語った。
「スプリント予選に入った途端、調子が悪くなったように見えた」
そうフェルスタッペンは語った。
「バンプが少し難しかった。路面が改修されたことで、ドライビングがさらに難しくなったように感じる。非常にバンピーで、マシンが激しく跳ねて、残念ながらかなりラップタイムを失ってしまった。マシンにとっては良いことじゃないね」
F1スプリント、そして予選に向けては、あまり自信を持っていないと、フェルスタッペンは明かす。
「通常なら、1周の調子が悪くなると、レースで強くなれるとは思わない。だから、明日のスプリントでどうなるか見てみるしかないね」
「天候が悪くなる可能性があることは分かっている。でもスプリントは、その影響を受けないかもしれないね」
なおここ2戦連続で、フェルスタッペンをタイトルを争うランド・ノリスのふたりは、コース上でのバトルを巡って議論の対象となってきた。アメリカGPではノリスにペナルティが科され、メキシコシティGPではフェルスタッペンに合計20秒のタイム加算ペナルティが科された。
F1スプリントではノリス2番グリッド、フェルスタッペン4番グリッドからスタートすることになるが……フェルスタッペンが真後ろからスタートすることについて尋ねられたノリスは、次のように語った。
「気にしないね。こういう質問は本当に嫌だよ」
そうノリスは言う。
「僕は、彼がどんな順位だろうが気にしない。自分の仕事に集中するだけ……それだけだよ」
「関係ない。彼が首位にいようが、最下位にいようが、僕は最善を尽くすだけだ」
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