賭けに出た中上貴晶「やってやるという気持ちがあった」。フル参戦最後の母国GPでポイント獲得／第16戦日本GP

　10月6日、2024年MotoGP第16戦日本GP MotoGPクラスの決勝レースが栃木県のモビリティリゾートもてぎで行われた。フル参戦最後の母国GPとなる中上貴晶（LCRホンダ・イデミツ）は13位でチェッカーを受け、ポイントを獲得した。

　初日に比較的いい流れでスタートを切った中上は、予選で21番手に沈むもフル参戦として母国GP最後となるスプリントに意気込みを見せていた。ところが、早々の5周目にチームメイトのヨハン・ザルコ（カストロール・ホンダLCR）と接触。転倒と悔しさが残る結果となり、中上は「心が痛いです」と囲み取材でも口にしていた。

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[TAKAHIRO]

母国グランプリとはいえ、勝者でもないライダーが国旗を掲げて観客にアピールしながら走る姿は見るに耐えない。