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マクラーレンF1、ランキング4位保持に向け「2020年も厳しい戦いになる」優勝は3年後に期待

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マクラーレンF1、ランキング4位保持に向け「2020年も厳しい戦いになる」優勝は3年後に期待

 マクラーレンF1チームのマネージングディレクターを務めるアンドレアス・ザイドルは、2020年もチームの立て直しを続けていきたいと考えているが、今後数シーズンでトップ3チームの間に割って入ることについては考えていないという。

 2017年、当時はホンダのパワーユニットを使用していたマクラーレンだが、この年はコンストラクターズランキングで9位に落ち込んだ。2018年からはルノーのパワーユニットを使用し、2019年はメルセデス、フェラーリ、レッドブルというトップ3チーム以外の最上位、いわゆる『ベスト・オブ・ザ・レスト』と呼ばれるコンストラクターズランキング4位を獲得した。

【動画】マクラーレン、MCL35・ルノーを初始動「2020年F1シーズンへの準備は順調」と代表

 チームは2020年シーズンも2019年と同様の進歩を望んでいるとザイドルは明かした。マクラーレンはすべての分野において改善しようと努力することになるが、短期間でトップ3チームに追いつくには、あまりにギャップが大きすぎるという。

 ザイドルは今週、ドイツの『Auto Motor and Sport』紙に対して『今年はこれまでやってきたようなポジティブな走りを続けたい」と述べた。

「2020年も前進したいが、ランキングに関してはそうは考えていない。コンストラクターズランキング4位に向けて、また厳しい戦いになると予想している。現在のパワーバランスや、とりわけ資金を考慮すると、それが(我々に)今できる最大限のことだ」

「チーム内で取り組まなければならない弱点も十分に理解しているし、それらの分野で成長しているということを示さなければならない。まさにそれが、素晴らしい2020年シーズンを過ごすことが重要だという理由だ」

 2020年は技術レギュレーションに大きな変更はない。しかし2021年には新しい規則が導入されるので、チームは2020年シーズンのどこかで2021年型マシンの開発に着手しなければならない。

 ザイドルは、2021年型マシンの開発のために2020年シーズンを犠牲にするつもりはないと主張している。また2021年には予算制限も導入されるが、彼は3年後の勝利を目指していると述べた。

「新しい規則が導入されたあと、予算制限が効力を発揮するまで時間がかかるだろう。したがって私は2023年の勝利を期待している」

 またマクラーレン・レーシングのCEOであるザク・ブラウンは、チームを再び優勝へ導くためにも、カルロス・サインツJr.とランド・ノリスという適切なドライバーラインアップが揃っていると考えている。ザイドルもブラウンの意見を支持し、サインツJr.とノリスのポテンシャルを信じていると話した。

「これまでふたりを見てきたが、彼らにはトップドライバーになれるポテンシャルがあると確信している。今は、我々とともに成長できるマシンを提供することが重要だ」

「彼らは優勝できるドライバーであることを示さなければならない。現時点では、彼らを疑う理由はない」

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