車種別・最新情報 [2023.10.26 UP]
LM&アルヴェル 3大ミニバンそろい踏み!3車が表現するラグジュアリーの違いとは?
10月19日にレクサスのフラッグシップMPV(ミニバン)「LM」が正式発表されました。発売は12月下旬ごろの予定とアナウンスされていますが、これによってトヨタ・アルファード/ヴェルファイアと共に、3つのラグジュアリーミニバンが日本市場に揃う事になります。
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グーネットマガジンではこれまでに様々な切り口でLMとアルヴェルとの共通項や違いを探ってきましたが、実際のところ、3モデルではどのような住み分けがされるのでしょうか。今回は3モデルの違いを深掘りしてまいります!
【数字から見る】ボディサイズ&パワートレーンに明確な違い
ボディサイズ
全長×全幅×全高ホイールベース車両重量アルファード4995mm×1850mm×1935mm3000mm2060~2290kgヴェルファイア4995mm×1850mm×1945mm3000mm2180~2310kgLM5125mm×1890mm×1955mm3000mm2460kg
※カタログ値および発表時の内容を参照
まずはボディサイズ。アルファードとヴェルファイアはほぼ同じサイズ感ですが、装備の違いからか、ヴェルファイアがやや重たい数値に。そしてLMは他の2車種よりも一回り大きなサイズとなっています。
特に全長は、5,000mm内に収めたアルヴェルとそれを超えるLMとで、はっきりと違いが表れています。
パワートレーン
駆動方式パワートレーンシステム最高出力燃費性能アルファード2WD/E-Four2.5L 直4 ハイブリッド
A25A-FXS184kw(250ps)16.5~17.7km/Lヴェルファイア2WD/E-Four2.5L 直4 ハイブリッド
A25A-FXS184kw(250ps)16.5~17.7km/LLMAWD2.4L 直4ターボ ハイブリッド
T24A-FTS273kw(371ps)13.5km/L
※カタログ値および発表時の内容を参照
パワートレーンは、ハイブリッドシステム搭載車のみをピックアップしました。アルファードとヴェルファイアは共通のハイブリッドシステムを採用しているため、基本的な数値は同等。対するLMは高トルクなターボエンジンと高出力モーター「eAxle」を組み合わせたハイブリットシステムによる DIRECT4 を採用し、273kWというアルヴェルを大きく上回る出力を実現しました。
なお、燃費についてはアルヴェルよりも低い数値になっています。
【装備から見る】4座仕様のLMは別格のラグジュアリー感 アルヴェルと共通の装備も
48インチの大型ワイドディスプレイは圧巻
内装の装備においては、LMが4人乗り仕様のみとなっているため、7人乗り仕様のアルファード/ヴェルファイアとははっきりと差別化されるカタチとなりました。
前後席を仕切るパーティションに設置された48インチの大型ディスプレイ、750mlシャンパンボトルが3本収容できる冷蔵庫といった装備はショーファードリブンを象徴する豪華装備。足を目いっぱい伸ばしてもまだ余裕のある広さも、快適性を高める要素です。
また、プライバシーを確保できるパーティション上部の昇降/調光ガラスや、自然な静けさ(静粛感)にこだわった構造なども、上質感を強調します。
(写真左)LMのオーバーヘッドコンソール/(写真右)アルファードのスーパーロングオーバーヘッドコンソール
一方で、3モデルで共通のコンセプトを持つ装備も。天井に備え付けられたオーバーヘッドコンソールは、エアコンや室内照明といった機能を頭上に集約させた快適装備。このコンソールを中心に、左右で独立開閉できるサンルーフも共通しています。
また、リヤシートのリクライニングやマッサージ機能、オーディオなどを操作できるリヤマルチオペレーションパネルもLM、アルヴェル共に採用している装備。くつろいだ姿勢のままスマートフォンのように使用できる、現代的な感覚を反映した便利なアイテムです。
おわりに
改めて比べてみるとはっきりとした違いが表れている3モデルですが、内外装に込められた「おもてなし」の精神は共通。乗る人が快適に移動できる幸せを感じられるように、というコンセプトにはブレがありません。
クルマに込められた上質感や快適性をどこまで追求するか、3モデルを選ぶ際のポイントはそこに集約されていると言えるでしょう。
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