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メルセデス・ベンツ『Vクラス』が一部改良。新たに“プラチナスイート”を追加設定

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メルセデス・ベンツ『Vクラス』が一部改良。新たに“プラチナスイート”を追加設定

 メルセデス・ベンツ唯一のスライドドア・ピープルムーバーである『Vクラス』が一部改良を受け、原材料費の高騰等に対応してメーカー希望小売価格を見直すとともに、新たに“V220d エクスクルーシブ・ロング・プラチナスイート”を追加設定。2月18日より発売開始となっている。

 ワイドでスクエアなスタイリングと、広く上質な室内空間にアレンジ自在なシートを備え“プレミアム・ミニバン”のセグメントを創出した『Vクラス』は、累計販売台数約3万台を達成したロングセラーモデルとして支持を集める。

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 2015年のデビューから2019年10月にもマイナーチェンジを実施した現行モデルは、3点式シートベルト一体型のシートや多彩なアレンジが可能なシートレイアウト、 FR(フロントエンジン・リヤ駆動)の駆動方式など、これまでの『Vクラス』のコンセプトを継承。7名乗車のシートレイアウトや左右両側の電動スライドドア、リヤエンターテインメントシステムなど日本市場のニーズを満たしつつ、安全運転支援システム“レーダーセーフティパッケージ”と、対話型インフォテインメントシステム“MBUX”を標準装備するなど、メルセデスの『プレミアム・ミニバン』にふさわしい快適性と安全性を備えている。

 その『Vクラス』に実施された今回の改良では、全モデルに最新の直列4気筒クリーンディーゼルと9G-TRONICを採用。最高出力163PS、最大トルク380Nmを発生する『OM654』は、シリンダーブロックとピストンに熱膨張率の異なる素材を採用することや、F1由来の表面コーティングNANOSLIDE(ナノスライド)を導入することで、摩擦を低減し効率性が向上した。

 さらに排出ガス浄化経路の短縮や、sDPF(DPF with SCR Coating選択触媒還元法コーティング付粒子状物質除去フィルター)を採用するなど、排気の浄化にも注力して開発され、欧州において導入されているRDE(実路走行試験)規制に適合したエンジンとなっている。

 またトルコン式ATの9G-TRONICも、1速から9速までの変速比幅が広いことから、エンジン回転数が大幅に低減され、優れたエネルギー効率と快適性を実現する。

■運転席と助手席の間には3.2リッターの容量がある冷蔵庫付きセンターコンソールを装備

 さらに細部の改良点として、フロントシートの太もも下部分の座面長を好みに応じて調整する“座面長延長機能”を標準装備し、さらに安定したドライビングポジションを確保することが可能に。またフロントドア下部から照射されるブランドロゴプロジェクターライトも標準とし、夜間のドア開閉の際に足元を照らす演出も加えられた。

 標準、ロング、エクストラロング、そしてキャンパー仕様のMarco Polo HORIZON(マルコ・ポーロ・ホライゾン)に加え、新たに専用アルミニウムインテリアトリムや全席ナッパレザーシート、レザーARTICOダッシュボードを採用し、高級感あふれるインテリアを演出した“V220d エクスクルーシブ・ロング・プラチナスイート”も登場。

 前席にはシートと乗員の接地面の蒸れを防止するシートベンチレーターを備え、運転席と助手席の間には3.2リッターの容量がある冷蔵庫付きセンターコンソールを装備。さらにその後方には温冷機能付きカップホルダーも装備する。

 またデジタルルームミラーを標準装備することで、後席の同乗者や大きな荷物で 見えにくくなる車両後方の視界を補助。スイッチを操作することで通常のルームミラーに切り替えることも可能となっている。

 2列目にはカップホルダーとUSBポート、スマートフォン用トレイや小物入れが備わるエクスクルーシブシートを標準仕様とし、乗員の快適な移動をサポートする。前席背面部にはシートバックテーブルが採用された。

 前述のとおり、グレード構成は標準とアバンギャルドのロングとエクストラロング、そしてマルコ・ポーロ・ホライゾンとプラチナスイートの全5機種となり、価格は840万~1205万円(税込)となっている。

メルセデスコール:0120-190-610
メルセデス・ベンツ日本ウェブサイト:http://www.mercedes-benz.co.jp

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みんなのコメント

5件
  • 普通に4MATI出したら?
  • 「プラチナスイート」

    メキシコ製の商用バン飾り立てただけでも、ベンツマークさえついていれば有り難がる日本の鴨ネギ専用。

    名前見てもアルファードとかまったく笑えない低学歴マイルドヤンキー好みのキラキラぶりww
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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