元F1ドライバーで、フォーミュラEにも参戦しチーム代表を務めた経験もあるジェローム・ダンブロジオが、メルセデスのドライバー育成担当ディレクターに新たに任命された。
ヴァージン、ロータスからF1に参戦していたダンブロジオは、今年のプレシーズンテスト中にメルセデスのガレージをよく訪問していた。チーム代表のトト・ウォルフは、ダンブロジオは将来メルセデスと仕事をするかもしれない「友人」だと説明したが、ダンブロジオに委ねられる可能性のある職務について詳細は語らなかった。
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ダンブロジオはフォーミュラEで3度の優勝経験を持ち、モナコを拠点とするロキット・ベンチュリ・レーシングではチーム代表として、当時CEOだったスージー・ウォルフとともに仕事をしており、ウォルフ家とは親しい間柄だ。
木曜日、37歳のダンブロジオはサウジアラビアGPのパドックに、メルセデスのチームキットを着用して現れたことから、明らかにメルセデスで正式な役割を担っていることを示していた。メルセデスは、ダンブロジオがさまざまなカテゴリーでレースをしているチームの若手ドライバーたちの面倒をみていくことを認めた。
ダンブロジオは、メルセデスの若手ドライバー育成の監督と彼らのキャリアの管理を行うことになる。かつてこれらの職務は、ウイリアムズに移籍した元ストラテジストのジェイムズ・ボウルズに任されていた。
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