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“地元勢”が快速通過。ラリー・フィンランドのシェイクダウンがスタート、勝田は好調3番手/WRC

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“地元勢”が快速通過。ラリー・フィンランドのシェイクダウンがスタート、勝田は好調3番手/WRC

 8月1日(木)、WRC世界ラリー選手権第9戦『ラリー・フィンランド』のシェイクダウンが行われ、ヒョンデ・シェル・モービスWRTのエサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム組(ヒョンデi20 Nラリー1)が最速タイムをマークした。TOYOTA GAZOO Racingワールドラリーチーム(TGR-WRT)のレギュラーである日本人ラリードライバーの勝田貴元(トヨタGRヤリス・ラリー1)は、3番手タイムで大会最初のセッションを終えている。

 同日には、2025年WRCのシーズンカレンダーも発表となり、いよいよ2024年シーズンも終盤戦に突入していく。迎えた第9戦は、1951年から歴史を重ねてきた北欧最大のラリーイベントである『ラリー・フィンランド』だ。

【タイム結果】2024年WRC第9戦ラリー・フィンランド シェイクダウン

 木曜朝には、大勢のファンの前でセレモニアルスタートが行われ、サービスパークの置かれた『ユバスキュラ』にほど近い名物ステージの『ルイヒマキ』にて、大会最初の走行となるシェイクダウンが始まった。

 ポイントリーダーのティエリー・ヌービル(ヒョンデi20 Nラリー1)から順にコースインしていく最初の走行では、地元選手のカッレ・ロバンペラ(トヨタGRヤリス・ラリー1)が2分17秒2、エサペッカ・ラッピ(ヒョンデi20 Nラリー1)が2分17秒6でワン・ツーとなり、首位と1.2秒差の3番手には勝田も続く。


 以降は各車、2度目、3度目とアタックを重ねていくなかでタイムを更新。最終的には、2度目のアタックで2分15秒4をマークしたラッピがシェイクダウン最速となった。0.2秒差にはロバンペラが続き、地元ふたりが最初から好調の走りを見せた。

 トップから0.3秒差の3番手には勝田、さらに0.1秒差の4番手にはセバスチャン・オジエ(トヨタGRヤリス・ラリー1)が続き、フィンランドをホームとするTGR-WRT勢も僅差のタイムで上位につけている。

 オジエの背後には、アドリアン・フルモー(フォード・プーマ・ラリー1)、エルフィン・エバンス(トヨタGRヤリス・ラリー1)、オット・タナク、ティエリー・ヌービル(ともにヒョンデi20 Nラリー1)と続き、選手権で上位につけるクルーらは虎視眈々の走り出しの様子。

 さらに、地元フィンランド出身で、今大会がラリー1デビューとなるサミ・パヤリ(トヨタGRヤリス・ラリー1)は9番手タイムをマーク。10番手のグレゴワール・ミュンスター(フォード・プーマ・ラリー1)を上回る走りを見せた。

 WRC2クラスについては、前戦ラトビアを制したオリバー・ソルベルグ(シュコダ・ファビアRSラリー2)がクラストップ。2番手にはヒョンデi20 Nラリー2を駆るエミル・リンドホルムがつけ、3番手にはニコライ・グリアジン(シトロエンC3ラリー2)が続いた。

 なお、今回のシェイクダウンでは、今大会から導入される『バーチャル・シケイン』も設置された。この『バーチャル・シケイン』では、指定の区間内で一時的に時速60キロに減速する必要があり、最初の走行では各車が無事にクリアしていく様子が見られた。

 今大会最初のSS1は、シェイクダウンと同日の現地時間19時05分(日本時間1時05分)に実施予定。サービスパークが置かれている『ユバスキュラ』近郊で、グラベルとターマック(舗装路)の混合路面からなる『ハルユ』のスーパーSSで幕を開ける。

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