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新しいD:5、その実力を再検証|INTERIOR/ENGINE|デリカD:5 カスタム

掲載 更新 1
新しいD:5、その実力を再検証|INTERIOR/ENGINE|デリカD:5 カスタム

デリカD:5は、全長が4800mm以下のミニバンでは居住性が最も優れている。
特に差が付くのは3列目のシートだ。
ほかのミニバンでは、3列目のサイズが小さかったり、床と座面の間隔が不足して膝が持ち上がることも多い。
その点でデリカD:5は、3列目のサイズに余裕があり、床と座面の間隔も適度で着座姿勢も適切だ。
頭上と足元の空間も広く、快適性は2列目並みに高い。
多人数で乗車して、長距離を快適に移動できる。

この特徴を生かしながら、19 年の改良では機能と装備をさらに洗練させた。
インパネには柔らかいパッドを使い、ステッチ(縫い目)も施した。
水平基調のデザインだから左右の広がり感があり、空調や4WDのスイッチは高い位置に装着されて手が届きやすい。

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メーターはハイコントラストタイプになり、立体盤面による緻密なデザインを採用した。
速度計とエンジン回転計の間には各種の情報を表示できるディスプレイが備わり、使い勝手と視認性も良好だ。

シート生地にはファブリックとオプションの本革があり、前者もキルティング風の仕上がりで質感を高めた。
先に述べた通り車内が広いから、多人数でリラックスして乗車できる。

車内の装備では10・1型カーナビを用意した。
画面を4分割して表示することが可能で、1つの画面で複数の操作を行える。
11・5型の後席用モニターなども備わり同乗者も快適だ。
渋滞時でも退屈しない。

このほか吸音機能付きフロアマットなど、快適性を高めるディーラーオプションも豊富に用意されている。


メーターには緻密で見やすいデザインを採用
メーターはハイコントラストタイプで、緻密なデザインに仕上げた。
中央には4.2インチのディスプレイが備わり、各種の情報を表示する。



ATとカーナビの機能も大幅に刷新された
クリーンディーゼルターボには8速ATが採用され、ATレバーの操作性も優れている。
カーナビは4分割の画面表示ができるなど、機能が先進的だ。


エンジンは大幅に改良されて走りを向上
直列4気筒2.2Lのクリーンディーゼルターボエンジンは、マイナーチェンジで大幅に改良された。
窒素酸化物を尿素水溶液を使って浄化する機能を備え、クリーン性能を大幅に高めている。
最高出力は145馬力(3500回転)、最大トルクは38.7kg-m(2000回転)だから、後者の数値はガソリンエンジンであればV型6気筒3.5Lと同等といえる。


インパネのデザインを刷新して操作性と質感を大幅に向上
2019年に実施されたマイナーチェンジでは、インパネのデザインまで刷新させた。
柔らかいパッドやステッチを使うことで質感が高まり、メーターパネルの視認性、各種スイッチ類の操作性も向上している。


3列目を使った状態でも荷物を積みやすい
3列目のシートにも、ロングスライド機能を装着した。
前方に寄せると、多人数で乗車して荷物も相応に積める。
後端まで寄せると、足元空間が広がり快適に座れる。


3列目を左右に跳ね上げると自転車も積載可能
全高が1800mmを超える背の高いミニバンだから、3列目シートを左右に跳ね上げると、広い荷室に変更される。
自転車のような大きな荷物も積みやすい。


最適な運転姿勢を提供
1列目のシートは、背もたれの高さや座面の長さなど、サイズに余裕を持たせた。
座り心地が優れ、長距離の移動でも疲れにくい。


広さに余裕があって快適
2列目のシートは、ミニバンらしく頭上と足元の空間が広い。
シートのサイズにも余裕があるから、ゆったりとリラックスして乗車できる。


ライバル車を超える居住性
3列目のシートは、全長が4800mm以下のミニバンでは最も広くて快適だ。
座面の奥行寸法も470mmと長く、420~450mmのライバル車を上まわる。

デリカパーフェクトブック 2019年11月11日発売号 より

[スタイルワゴン・ドレスアップナビ]

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みんなのコメント

1件
  • エンジン性能が残念、8速なのに燃費過ぎる、マツダに軍配!
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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