英国へは292psで四輪駆動のEQB 350から
text:Greg Kable(グレッグ・ケーブル)
【画像】新型メルセデス・ベンツEQB GLBとEQAを写真で比較 全97枚
translation:Kenji Nakajima(中嶋健治)
2021年4月19日の上海モーターショー開幕に合わせ、メルセデス・ベンツから純EVのSUV、EQBが発表された。拡大し続けるEQブランドのモデルとして、2021年後半には英国へ上陸予定となっている。
アウディQ4 Eトロンのライバルに相当するEQBは、GLBがベース。ドライブトレインは、ひと回り小さいEQAと共有する。英国を含む欧州市場のEQBは、ハンガリーのケチュケメート工場で生産される。
詳細は明らかになっていないものの、英国へ最初に導入されるのはトップグレードのEQB 350 4マティックとなる見込み。フロントに非同期モーターとリアに同期モーターを搭載し、合計の最高出力は292psとなる。
EQBにはこのほかに、190psの前輪駆動となるEQB 250と、244psの四輪駆動となるEQB 300 4マティックが登場する予定。この2種類はどちらも、2022年までは英国へは導入されないようだ。
リアシートの下に搭載されるリチウムイオン・バッテリーの容量は、EQB 350で66kWh。メルセデス・ベンツの関連企業、ドイツ・アキュモーティブ社が製造する。充電能力はACシステムで最大11kW、DCシステムで最大100kWに対応する。
動的性能の数字も明らかにはなっていないが、メルセデス・ベンツによればEQB 350の0-100km/h加速は6.0秒程度。電費は5.1km/Wh、航続距離は418kmになるという。
インテリアはGLB譲り 7シーターも可
EQBは、内燃エンジンを搭載したGLBとの差別化を図るため、カバーの付いたフロントグリルなど、EQらしいスタイリング変更を受ける。ライト周りの処理やバンパーも、独自デザインが与えられる。
アルミホイールは、18インチから20インチをラインナップする。英国仕様ではオプションとして、スタイリング・パッケージのAMGラインが選択可能。こちらには、専用バンパーと20インチのアルミホイールが組まれる。
インテリアには、専用グラフィックによるモニター式のデジタルメーターと内装トリムを採用。アルミニウム風のエアコン送風口やダッシュボード周りは、新色のローズゴールドで仕立てられる。間接照明も備わる。
それ以外の部分は、基本的にGLBと共有。定員は5名のほか、7名も指定可能なところがポイントだろう。
MFAプラットフォームへは純EVとして変更が加えられ、5シーターの荷室容量はGLBより75L小さい495Lとなる。リアシートを折り畳めば、1710Lにまで拡大できる。
EQBは当初、フランス東部のハンバッハにあったスマート用の工場で生産予定だった。しかし英国の多国籍企業イネオス社に売却され、開発の進むオフローダー、グレナディアの生産拠点となってしまった。
結果、GLBのほか、GLASSやCLAシューティングブレークの製造をまかなうハンガリー・ケチュケメート工場での製造が決まったという。
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みんなのコメント
車台がICE共用だとこの程度になるって見本かな。