シトロエンCEO 大型サルーン生産化、認める

「大型サルーンは不可欠」　2019年発売？

シトロエンが、新たな大型サルーンを発表すると認めた。

これは同ブランドのCEO、リンダ・ジャクソンが明かしたもので、C5／C6に代わるモデルを登場させ、他メーカーとの差別化を図るのだという。

注目の新車は、2016年発表のC-エクスペリエンス・コンセプトのイメージを引き継ぐもので、AUTOCARの予想では2019年か、2020年に登場すると考えている。

ジャクソンCEOのコメントをご紹介しよう。「新型C5というモデルにはなりません。しかし、大型サルーンではあります。小型車、中型車、SUVとともにラインナップすることで、自家用車からリースまで、様々な需要にこたえられるのです。こうした応用性が、大きな自動車メーカーには不可欠ですから」



メインマーケット　当然、中国

今回の動きは、中国市場の需要に応えるのが目的である。同国の関心はSUVへと移っているが、サルーンはいまだに膨大な数のセールスを記録。利益率も悪くないビジネスなのだ。

昨年、シトロエンの中国市場における売上は47.3%も落ちている。

・市場の関心がSUVへシフト
・中国メーカーの台頭

というのが主な要因である。

「大変革期を迎えておりますが、中国はわたくし共にとって、今でも2番目に大きな市場です。そしてサルーンが、このマーケットではいまだに多く望まれているのが特徴でしょう」

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