トムス、新たなドライビングサポートプログラム『トムス・GT・カレッジ』を始動。12月16日に初開催

　国内屈指の名門レーシングチームTOM’Sを運営する株式会社トムスは12月16日に、未経験者からレース参戦を目指すエキスパートまで幅広く対応するフォーミュラ・ドライブ・サポートプログラム『TOM’S FORMULA COLLEGE（トムス・フォーミュラ・カレッジ）』のエクスペリエンス・コースとプラクティスコース、そして初開催となる『トムス・GT・カレッジ』のエクスペリエンス・コースと、合わせて3つのプログラムを富士スピードウェイにて同日開催すると発表した。

　国内トップチームのひとつとして数々の成功を収め、今季も国内トップカテゴリーである全日本スーパーフォーミュラ選手権やスーパーGT、ミドルフォーミュラの全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権に参戦するトムス。若手育成にも力を注ぐ同チームは、2021年から未経験者でもフォーミュラカーのドライブが体験できるプログラム『トムス・フォーミュラ・カレッジ』を展開している。

　現行のFIA-F4マシン『童夢F110』が用いられるトムス・フォーミュラ・カレッジでは、レベルの異なる3段階のコースが用意されビギナーから中級者、さらに本格的なレース参戦やプロのレーシングドライバーを目指すエキスパートにまで対応する。

　6回目の開催となるエクスペリエンス・コースは、トムス・フォーミュラ・カレッジの初心者＆未経験者向けコースに位置づけられており、車両への乗り降りからインストラクターが丁寧にレクチャー、未経験者でもフォーミュラカーの高い運動性能を全身で存分に体験できるプログラムとなっている。こちらの会場は富士スピードウェイP2駐車場となる。

　本格的なステップアップを目指す、中～上級者向けのプラクティス・コースはサーキット走行経験者を対象としており、全日本カート選手権・スーパーFJ・ヴィッツレース・86／BRZレースなど、JAF公認レース参戦経験者や、トムス・フォーミュラ・カレッジが指定した一定の条件を満たしたドライバーが参加することができる本格的なステップアップを目指すプログラムだ。今回は富士スピードウェイの全長約4.6kmフルコースを貸し切った占有走行となる。

　今回のエクスペリエンス・コース、プラクティス・コースでは、2007年GT500クラスシリーズチャンピオンという経歴を持つTGR TEAM au TOM’Sの伊藤大輔監督が講師を務め、参加者のスキルに応じたドライビングアドバイスを実施するとしている。

　そして、12月16日が初開催となる『トムス・GT・カレッジ』は、市販車やツーリングカー（86レーシング、GT4・GT3車両等のレーシングカー）を用い、愛車をドライビングする楽しさとスキルアップを実現する新たなコンテンツとなる。今回開催されるエクスペリエンスコースは、初心者でも安心して愛車の限界性能を安全に体験できる内容となり、広大な富士スピードウェイP2駐車場に設けたパイロンでコースにて、車両の限界付近の動きやドライビングスキルを試すことができる。

　こちらの講師には元トムスF3ドライバーで、現在はポルシェカップやスーパー耐久シリーズで活躍する小河諒を迎え、無線及び同乗走行にてドライビングスキル向上の為の貴重なアドバイスを実施するとしている。

　参加申し込みは下記の専用サイトから。応募多数の場合、『トムス・フォーミュラ・カレッジ』と『トムス・GT・カレッジ』のエクスペリエンスコースは先着順、『トムス・フォーミュラ・カレッジ』のプラクティスコースは抽選で決定される。

　各コースの募集人数、参加条件は下記の専用サイトを確認してほしい。

■『TOM’S FORMULA COLLEGE＆GT COLLEGE 12/16 3つのコース同日開催』専用サイト
URL：http://experience.tomsracing.co.jp/formuladriving/tfc_ex6-prac-tgc_ex1

Comments

講師を軽く超えてしまう場面を想像。