アルピーヌは、2シータースポーツ『A110』のフル電動プロトタイプ「E-ternité(エテルニテ)」を発表した。
フランス語で”永遠”を意味するこのEVスポーツは、アルピーヌを傘下に従えるルノー・グループCEOのルカ・デ・メオが発した「アルピーヌの名を永遠に残すためにも、アルピーヌを電動化したい」という鶴の一声から開発が始まったという。
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2017年にアルピーヌ復活の”ローンチタイトル”として登場したA110。1963年に登場しラリー界をほしいままにした初代A110を、現代に再解釈したデザインとマシンコンセプトが多くの注目を集めた。2018年に日本上陸を果たして以来、マイナーチェンジが続けられてきたが、初代A110の登場から60周年となる2023年を前に、100%電動化されたEVモデルがお披露目となった。
2022年のF1第12戦フランスGPに先立ち発表されたA110 E-ternitéには、最高出力178kW、最大トルク300Nmを発生させる電動モーターが搭載され、0-100km/h加速では4.5秒を実現。最高速度は250km/hとなる。
1.8リッター直列4気筒エンジンを搭載する内燃エンジン搭載モデルが0-100km/h加速で4.2~4.4秒と、E-ternitéは引けを取らないパフォーマンスを有すると言える。
E-ternitéに搭載されるバッテリーは、EVクロスオーバーのルノー『メガーヌ E-Tech』がベースのモノ。12個のバッテリーモジュールのうち4つがフロント、残り8つがリヤにE-ternité専用のケーシングにより配置され、前後の重量配分が採られている。
元来ライトウェイトスポーツとして登場したA110の名に恥じぬよう、E-ternitéでも車体の軽量化が注視されて開発が行なわれた。通常かなりの重量増となるEV化でも258kgの増加に留め、総重量は1378kgとなっている。航続距離はWLTPで最大420kmとなっている。
E-ternitéは取り外し可能なオープンループが装備。リサイクルカーボンを使用した2層のルーフシェルによって車体剛性は損なわれていないという。インテリアで特筆すべきはインフォテインメントシステム。ルノー『トゥインゴ』で採用されていたような、ユーザー自身のAppleもしくはAndroidタブレット端末をスクリーンとして使用するマルチメディア・システムとなっているようだ。
また、軽量化とサステナビリティを両立させるべく、E-ternitéでは亜麻をボティパーツの一部に使用している。2台目のE-ternitéプロトタイプでは、亜麻をボンネットやルーフ、リヤウィンドウ、グリル、シートシェル、リヤスカートに使用しているという。
亜麻を使いながらも強度はカーボンファイバー製のモノと同等。E-ternitéに搭載されているサブウーファーを含むスピーカー8つを用いたサラウンドシステムにも、音響づくりの面で寄与しているそうだ。
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