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メルセデス・ベンツの新型プレミアムSUVクーペ「GLEクーペ」が待望の日本上陸

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メルセデス・ベンツの新型プレミアムSUVクーペ「GLEクーペ」が待望の日本上陸

スタイリッシュな上級SUVクーペのメルセデス・ベンツGLEクーペが第2世代に移行。まずは2車種展開で予約受注を開始

 メルセデス・ベンツ日本は6月11日、2代目となる新型メルセデス・ベンツGLEクーペを発表し、同日に注文受付を開始した。
車種展開は以下の通り。
GLE 400d 4MATICクーペ スポーツ:1186万円
メルセデスAMG GLE53 4MATIC+クーペ(ISG搭載モデル):1421万円
なお、ユーザーへの納車は本年6月下旬以降を予定する。

メルセデス・ベンツの高性能プレミアムSUV「メルセデスAMG GLE 53 4MATIC+」が日本上陸


 今回登場した新型GLEクーペは、プレミアムSUVクーペとしての特性はそのままに、内外装デザインを一新し、同時に最新技術と装備を豊富に盛り込んで最大限の進化を果たしたことが特徴である。

 まずエクステリアデザインは、メルセデス・ベンツのデザイン思想である「Sensual Purity(官能的純粋)」をSUVクーペで具現化し、現代的ラグジュアリーを目一杯に表現。細かなエッジやラインを減らして面を強調するなど、本質的に重要なものだけを残す質実剛健な造形で仕立てた。各セクションを見ていこう。フロントビューはシングルルーバーのダイヤモンドラジエーターグリルに、SUVらしいルーバー開口部やフロントエプロンのアンダーガードなどを採用して力強さと存在感を表現。AMGラインではグリルが下向きにA字型に広がり、ダイヤモンドラジエーターグリルのピンにはクロームの加飾を施した。サイドビューは低く構えるウィンドウフレームとなだらかな丸みを帯びたルーフラインを組み合わせることで、ダイナミックかつエレガントなルックスを創出。また、ボディ下部は意識的に柔らかくスタイリングし、面がアクセントとなって大きなホイールアーチを効果的に演出した。足もとには、印象的な21インチの大径ホイール(タイヤサイズは前275/45R21/後315/40R21)を装着する。リアビューは後席ドアからテールランプまで力強く筋肉質なショルダーラインを伸ばし、スリムで細長いリアコンビネーションランプと合わせてテールエンドの幅を強調。リアコンビネーションランプ自体は2分割で構成し、丸みを帯びたブロックがメルセデス・ベンツSUVらしい個性を主張する。ボディサイズは従来より65mm長く、5mm幅広く、15mm低い全長4955(GLE53 4MATIC+クーペは4960mm)×全幅2020×全高1715mm、ホイールベースが従来より20mm長い2935mmに設定した。

 インテリアに関しては、ラグジュアリーでエレガントなデザインと、MBUX(メルセデス・ベンツ ユーザー エクスペリエンス)の高度なデジタル技術を採用したことがトピックとなる。ダッシュボードには12.3インチワイドディスプレイと12.3インチコックピットディスプレイを装備し、これを1枚のガラスカバーで融合することで、ドアパネルまで流れるような先進的な造形を具現化する。インテリアトリムも同様に、一方のフロントドアから反対側のフロントドアまで続く水平ラインがアクセント。センターコンソールには、SUV特有の装備として大きなグラブハンドルを左右に設定した。キャビン空間については、ホイールベースの延長などによって居住スペース自体を拡大したことが訴求点。また、室内の収納スペース容量は計40リットルに増加する。また、ラゲッジ容量は従来より70リットルほどを増えて655~1790リットルを確保した。機能性の向上もアピールポイントで、対話型インフォテインメントシステムのMBUXとワイヤレスチャージング機能のほか、前席シートベンチレーターや温冷機能付きカップホルダー、フットトランクオープナー(テールゲート自動開閉機能)、各種ヒーターおよびパフュームアトマイザー等のシステムを統合的にコントロールするエナジャイジングコンフォート、テレマティクスサービスのMercedes me connectなどを設定している。

 パワートレインは、GLE400d 4MATICクーペ スポーツに「OM656」2924cc直列6気筒DOHCコモンレール式直噴ディーゼル2ステージターボエンジン(330ps/700N・m)+9G-TRONIC(電子制御9速AT)を、メルセデスAMG GLE53 4MATIC+クーペに「M256」2996cc直列6気筒DOHC直噴ガソリンターボエンジン(435ps/520N・m)+ISG(インテグレーテッド・スターター・ジェネレーター)/48V電気システム(モーター出力16kW/250N・m)+AMGスピードシフトTCT(電子制御9速AT)を搭載。駆動機構は前後100:0~0:100の連続可変トルク配分を行う4輪駆動システムの4MATIC(メルセデスAMG GLE53 4MATIC+クーペには専用セッティングのAMG 4MATIC+)を採用した。
 シャシー面に関しては、GLE400d 4MATICクーペ スポーツに「AIRMATICサスペンション」を標準で、「E-ACTIVE BODY CONTROL」をオプションで設定。メルセデスAMG GLE53 4MATIC+クーペには「AMG ACTIVE RIDE CONTROL」を組み込んで、より快適かつダイナミックなドライビングを実現した。


 安全運転支援システムであるインテリジェントドライブの強化もセールスポイントだ。レーダーセーフティパッケージ(アクティブディスタンスアシスト・ディストロニック/アクティブステアリングアシスト/渋滞時緊急ブレーキ機能/アクティブレーンチェンジングアシスト/アクティブエマージェンシーストップアシスト/アクティブブレーキアシスト[歩行者、飛び出し、右折時対向車検知機能付]/緊急回避補助システム/トラフィックサインアシスト/アクティブレーンキーピングアシスト/アクティブブラインドスポットアシスト/PRE-SAFEプラス/PRE-SAFEサウンド)は高度化されたステレオマルチパーパスカメラとレーダーセンサーの働きにより機能性が大きく進化。また、車両前方もしくは後方1m以内に障害物があり、その方向に進むギアを選択した場合にアクセルを強く踏んでも時速2km/h以上の速度が出ず、警告音により障害物が近くにあることをドライバーに知らせるドライブアウェイアシスト、ステレオマルチパーパスカメラと4つのコントロールユニットにより理想的な配光パターンを毎秒100回の頻度で解析するマルチビームLEDヘッドライト(ウルトラハイビーム付)なども設定し、安全性を大きく向上させた。

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