2020年にも日本上陸を果たし、欧州カー・オブ・ザ・イヤーに加えて同年の日本カー・オブ・ザ・イヤー「インポート・カー・オブ・ザ・イヤー」も受賞した『プジョー208』が一部仕様変更を受け、ガソリンエンジン搭載車に、指先だけでシフト操作が可能なトグルタイプの新たなオートマチックセレクターを採用。3月9日より発売開始となっている。
先々代モデルよりコンパクト化を果たしロングセラーとなった初代『208』を受け継ぎ、プジョーの最新デザイン言語を採用した現行2代目『208』は、グループPSA(PSAプジョー・シトロエン)の最新モジュラーシャシーであるCMPを採用し、パワートレインを選ばないマルチプラットフォーム戦略として内燃機関、電化の双方に対応。上陸当初よりガソリン仕様の『208』に加えて、BEV仕様となる『e-208』も同時ラインアップされている。
プジョー新型208シリーズを発表。ガソリン、EVの2本立てでトヨタ・ヤリスやホンダ・フィットと真っ向勝負!
今回は、そのうち1.2リッター直列3気筒直噴ターボのPureTech(ピュアテック)に8速ATを組み合わせたガソリンエンジン搭載モデルを対象に、つい先日にも先行して改良を受けた『2008』同様の最新式シフトセレクターが搭載された。
これにより、さらにストレスフリーな操作性と、センターコンソールにおける収納スペースの改善が図られ、先進性を誇る第2世代i-Cockpit採用のインテリアにさらなる機能性と高い統一感がもたらされた。
このPSAが誇る“名機”である1.2のピュアテックは、2021年にも全グレードでWLTCモード燃費を5%アップ(17.9km/L、旧数値は17.0km/L)する改良を受け、排ガス基準四つ星レベル(50%低減認定車)を取得。エコカー減税の対象車になるとともに、導入当初から採用されて来たグレード呼称のGT Lineを“GT”へと変更している。
そのGTにパノラミックサンルーフを設定したグレードを頂点に、Allure(アリュール)、Style(スタイル)の全3グレード構成となる『208』の価格は270万8000~334万2000円(税込)に。
また、プジョーブランドとして昨年末に実施した価格改定に続き、原材料の価格上昇と原油価格高騰による輸送費など全般のコスト上昇に伴い、ふたたび一部の車種で4月1日より約2%の価格上昇幅での改定を実施。『RIFTER(リフター)』『3008』『5008』『508』などがその対象となっている。
プジョーコール TEL:0120-840-240
プジョー208車両情報:https://www.peugeot.co.jp/range/peugeot-e-208.html
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