F1メキシコシティGPのフリー走行1回目では、メルセデスのジョージ・ラッセルが最速タイムをマークした。RBの角田裕毅は3番手だった。
舞台となるエルマノス・ロドリゲス・サーキットは標高2285mという高地に位置し、通常のサーキットに比べて空気が薄いため、パワーユニットの燃焼や冷却、そしてダウンフォース/空気抵抗の量にも大きな影響を及ぼすことになる。
加えてこの後に行なわれるFP2ではピレリのタイヤテストが実施されるため、FP1からコースの習熟、組み上げられたマシンのチェックなども含め、各チームとも精力的に周回を重ねた。
またこのFP1では、年間のF1ルーキー起用義務を消化するため、新人ドライバーが5名出走。来季のF1ドライブが決まっているアンドレア・キミ・アントネッリとオリバー・ベアマンがそれぞれメルセデス、フェラーリのマシンを走らせた他、マクラーレンからパトリシオ・オワード、アストンマーティンからフェリペ・ドルゴビッチ、キック・ザウバーからロバート・シュバルツマンが走った。
なお、レッドブルのセルジオ・ペレスとオワードにとっては、今回は母国グランプリ。FP1から多くのファンが声援を送った。
1時間のセッションがスタートし、ルーキードライバーたちも続々とコースで走行を開始したが、セッションが5分を開始したところで赤旗が提示。コース上に落下物が確認されたのだ。アントネッリはそれを踏んでしまったが、大きなダメージなどは負わなかったようだ。
コースマーシャルがデブリを回収し、FP1は5分程度の中断で再開。各車はそれまで履いていたハードタイヤのまま走り出した。
ただ、20分を経過した時点で2度目の赤旗。ウイリアムズのアレクサンダー・アルボンがベアマンとターン10で交錯してしまったのだ。アウト側のテックプロバリアに突っ込む形となったアルボンの視点としては、ベアマンが好ましくないラインを低速走行していたという主張だろう。一方ベアマンは「アルボンが当たってきた」と主張する内容の無線を飛ばした。このアクシデントはセッション後の審議対象となった。
FP1は残り24分というところで2度目の再開。ここではハードタイヤからソフトタイヤへと切り替えて予選想定プログラムを行なうドライバーも多く、タイムシートの順位も大きく入れ替わっていった。
角田はソフトタイヤで1分19秒317を記録してトップに踊り出るも、それを各車が上回っていき、ラッセルが1分17秒998で暫定最速タイムをマークした。
ソフトタイヤを試したドライバーの多くは残り10分前後から1セット目のハードタイヤへと戻し、短いながらも決勝向けのロングランを実施した。
レッドブルのマックス・フェルスタッペンもそれに倣ったが、パワーユニット/エンジンの挙動やパワーに違和感があるとして緊急ピットイン。一足先にセッションを終えた。
最終的に最速タイムを更新するドライバーは現れず、ラッセルがトップでFP1を終えた。2番手には0.317秒差でフェラーリのカルロス・サインツJr.が続いた。
3番手には角田。複数回のアタックを実施して1分18秒699をマークし、首位ラッセルからは0.701秒差と離されたものの、週末に向けて好発進を見せた。今季のフリー走行でのトップ3フィニッシュはこれで2度目だ。
トラブルを抱えていたフェルスタッペンは4番手。5番手ニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)以下は、オスカー・ピアストリ(マクラーレン)、エステバン・オコン(アルピーヌ)、バルテリ・ボッタス(キック・ザウバー)、リアム・ローソン(RB)、ペレスというトップ10だった。
FP1に出走した5名のルーキー勢の中では、フランコ・コラピント(ウイリアムズ)を挟んで12番手となったアントネッリが最速となった。
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