鈴鹿サーキットで開催中のBHオークションSMBC鈴鹿10時間耐久レース。昨年に引き続き#10 Honda Team Motulから参戦する武藤英紀は、リベンジを果たすためにも、決勝でしっかりと速く走れるマシン作りを心がけていきたいと語った。
今シーズン、Honda Team MotulはイタリアのJAS Motorsportが主導となり、インターコンチネンタルGTチャレンジにフル参戦している。その第4戦にも位置付けられている鈴鹿10Hには、現在スーパーGTで活躍中の武藤も一員として加わることとなった。
■ついに実現! 鈴鹿10H参戦マシンが鈴鹿市内の公道をパレード
同じHonda Team Motulとはいえ、昨年とは大きく体制が異なっているが、武藤は早くもチームに溶け込んでいる様子だった。
「鈴鹿に来てチームと合流して、雰囲気もいいですし、改めてピット内の様子を見ていると(チームの)クオリティが高いというか品位があるチームなので、やりがいを感じています。昨年とは違うチーム体制で、日本人は僕ひとりしかいない状況です。コミュニケーションもずっと英語でとっている状況ですが、それが自分の気質にも合っているのかなと思います」
今年はイタリアに渡りテストも行っている武藤。その時は今後の開発を見据えたテストがメインだったとのことで、直接鈴鹿10Hに向けたテスト等はしなかったという。ただ、チームとコミュニケーションをとる良い機会になったのは間違いなく、すっかりチームの一員として定着している。
また、彼と同じくスーパーGTに参戦するベルトラン・バケットがこのチームにいるのも、良い方向に働いていると語った。
「僕も普通に溶け込めている感じはありますし、雰囲気もいいです。バケット選手もこのチームにいるので、心強いです。ドライバー交代の仕方からタイヤの使い方もそうですし、ルールが(スーパーGTなどとは)けっこう違うので、その辺も詳しく教えてもらいながらやっています」
昨年は総合18位で完走は果たしたものの、全体的に苦しい内容で終わった武藤。そのリベンジを果たしたいという想いは強いという。そのためにも、決勝で安定して走れるマシンのセッティングやタイヤの使い方を見極めていきたいと語った。
「リベンジしたいという気持ちで来ていますが、タイヤへの入力が大きいサーキットなのに加えて暑いので、NSX GT3にとってはあまり嬉しくない状況です。特にリアタイヤが厳しいとチームも言っているので、そこをどう攻略していくかがポイントになります」
「金曜日の走り出しから鈴鹿に合ったタイヤの使い方とセッティングを見つけて、予選一発というよりも決勝でどれだけ安定して速く走れるかという部分に集中してやっていきたいです」
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