MotoGPで3年連続ランキング2位を獲得しているアンドレア・ドヴィツィオーゾは、ドゥカティとの契約延長を巡る交渉が膠着状態にあると報じられてきた。原因は金銭的な条件だとされているが、その間にプラマックのジャック・ミラーが2021年からのドゥカティ・ファクトリーチーム入りを決めた。
しかしながら、ドヴィツィオーゾは2021年もミラーのチームメイトとしてドゥカティに残留することはほぼ確実のようで、彼のマネージャーであるシモーネ・バティステラは契約延長に向かっていることを明かした。
■ドヴィツィオーゾ、契約延長へ一歩前進? ドゥカティ「残留がお互いにとってベスト」
「私としては、契約延長は99%確実だと思っている」とバティステラはガゼッタ・デロ・スポルトに語った。
「そもそも、我々は現在の(新型コロナウイルスの)状況を考え、2020年の契約条件を見直すことを望んでいた。2021年に向けて緊張状態に陥らないためにも、それが正しいことだと思っていた」
「いくつかの話し合いを経て、私はドゥカティ側が契約延長に賛成したと考えているが、それからは何も進展がない」
「(他チームからの)新たな契約オファーの兆しもいくつかあったが、それは我々が2020年の諸問題に取り組む前の話だ」
確かに、ドゥカティはドヴィツィオーゾとの契約延長を急いでいないことを明かしていた。スポーティングディレクターのパオロ・チアバッティも以前スカイ・イタリアに対して、契約はシーズン序盤戦の走りを見てから判断したいと語っていた。
「おそらく最も論理的なのは、ライダー、そして我々の誰もが最善の決断を下せるように、数レースを待つことだろう」
そう語っていたチアバッティだったが、7月19日にヘレスで行なわれる開幕戦までに契約合意に達したいという意思を明らかにした。
「契約更新がなるべく早く行なわれることを望んでいる」とチアバッティは言う。
「このような特殊なシーズンでは、最大限の集中力と調和が必要だ」
「その中で緊張が生まれるかもしれないが、それは必ずしもネガティブなことではない。逆に言えば、皆が同じ方向を向いていることが何より重要なのだ」
バティステラはまた、ドヴィツィオーゾが引退を検討しているのではないかという噂を否定した。
「彼のモチベーションに疑問を感じる人もいるだろうが、彼はモチベーションにあふれている。毎日トレーニングに励んでいて、我々が知っているようなベストな状態をキープしている」
ドヴィツィオーゾが仮にドゥカティと契約延長に至らなかった場合の唯一の選択肢はKTM移籍と考えられていたが、KTM陣営は先日、来季のラインアップを発表。ダニーロ・ペトルッチがテック3に入ることとなり、ドヴィツィオーゾ加入の線はなくなった。
バティステラは以前、KTMから移籍の打診はあったものの、交渉が不調に終わったことを明かしていた。
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