マクラーレンは、2022年マシン『MCL36』のパワーユニット(PU)を初始動した際の動画を公開した。この動画から、マクラーレンがプルロッド式のフロントサスペンションを採用した可能性が浮上した。
マクラーレンは、ソーシャルメディア上で公開した画像や映像で重要なコンセプトの変更を”予告”しており、今年大きくマシンを変更してくるチームのひとつであることは間違いなさそうだ。
■マクラーレン、ニューマシン『MCL36』をチラ見せ。2022年F1マシンのヒントがここに?
Instagramで公開したシャシーの写真では、エアボックスとロールフープのデザインを若干変更したことが伺えたが、今回公開された最新の動画で、フロントサスペンションについてのヒントが得られた。
マクラーレンが公開した、MCL36のPU初始動動画には、CEOであるザク・ブラウンがスマートフォンを使って映像を撮影しているシーンがある。カメラが彼の持つスマートフォンの画面にフォーカスすると、一瞬だけフロントサスペンションのレイアウトが垣間見えるのだ。
これを見る限り、マクラーレンはフロントサスペンションをプルロッド式に変更しているようだ。レギュレーション変更に伴い、2022年にプルロッド式のサスペンションレイアウトが復活する可能性があるのではないかという憶測が、技術関係者の間で流れていた。そして、マクラーレンはそれを実行に移したようだ。
マクラーレンは、2012年にプルロッド式フロントサスペンションを採用したフェラーリに続く形で、2013年に同様のサスペンションを使用していたことがあるため、完全に意外な選択ではない。
ただ、フェラーリが数年にわたってこのサスペンションを使用したのに対し、マクラーレンは翌年、プッシュロッド式のサスペンションに戻している。
プルロッドとプッシュロッドのどちらにも長所と短所があるが、新しいレギュレーションではノーズ構造がより厳密に定義されている。これに伴い、チームはコンポーネントをより低い位置に配置することを求められており、シャシーのデザインもそれに追随することになる。
サスペンションのパフォーマンスに関して劇的な違いはないが、プルロッド式ではサスペンションエレメントがシャシー内のより低い位置に取り付けられる。重心が低いという利点があるが、メカニックにとっては少し複雑になる。
またプルロッド式には、ノーズやシャシー上面のデザイン自由度を広げることができる。対してプッシュロッド式は下面のデザイン自由度が高い。
どちらの方式がベストか正解はなく、各チームがコンセプトに合った選択をすることで様々なソリューションが混在することになるかもしれない。
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