インディカーシリーズに参戦するアンドレッティ・オートスポートの代表を務めるマイケル・アンドレッティは、フェルナンド・アロンソをチームに加えることを強く望んでいるが、2019年のプランを立てるにあたり、いつまでも彼の決断を待ち続けるわけにはいかないと語った。
アンドレッティは、アロンソには来シーズンのフルタイムシートを希望するのか否かを、8月中旬までに知らせてほしいと述べている。
バトン、元チームメイト、アロンソの苦しい現状に理解を示す。「F1から去るべき時が来ているのかも」
「重要な時期に近づいており、来週ごろには物事を決めなければならない」とアンドレッティはAutoweek誌に語った。
インディカーシリーズは17戦中13戦を終了、ポコノ・レースウェイでの次戦が開催される8月19日では、2019年のフルタイムエントリーを準備するには「遅すぎる」とアンドレッティは述べている。
「まだ多くのことが未決定だ。多くのことをこれから決めなければならない」
アンドレッティは2017年にインディアナポリス500にアロンソを出場させるためにマクラーレンと提携した。より長期的にアロンソと仕事をするチャンスがあるならそれを歓迎するという。
「彼をぜひチームに迎えたい。彼と働いていて、本当に楽しかった」とアンドレッティ。
「インディでは大いにエンジョイできた。年間を通して一緒に活動できれば、どれだけ楽しいだろう」
「フェルナンドは最高にいい奴なんだ。だから会いたくてたまらなくなる。カメラの前の姿だけでは、その人のことは分からない」
「インディでチームは彼を大いに助けることができたと思うし、もしこちらに来るなら、彼は最初のレースからペースを発揮することができるだろう」
「彼が来たら熱狂が沸き起こるはずだ。熱狂はお金では買えないものだ」とアンドレッティは続け、ナイジェル・マンセルがCARTに参戦したころのことと比較した。
「まるで1990年代初めにインディカーが発足しようとしているときの感じだ。フェルナンドがインディカーへ来ればその再現のようになるかもしれない」
■アロンソ、インディ500へのスポット参戦はなしか
アンドレッティは、2019年シーズンにアロンソが再度インディ500のみにスポット参戦するケースを除外していない。しかしアロンソ自身にそのつもりはなく、“フルシーズン参戦か、不参戦か”になると語っているという。
アロンソは2017年にインディ500に初参戦するために、F1モナコGPを欠場しなければならなかった。2つのレースは同日に開催されたからだ。
インディ500のデビュー戦で、アロンソは首位を走行する場面もあったが、エンジントラブルによりフィニッシュまで20周を残すところでリタイアを余儀なくされた。
その後アロンソはル・マン24時間耐久レースに今年初参戦し優勝を飾った。2006年と2007年にF1モナコGPで優勝しているため、モータースポーツにおける三冠達成のためにはあとはインディ500で優勝すればいい。これまで三冠を成し遂げたのはグラハム・ヒルひとりだけだ。
しかしもしアロンソがもう1シーズンF1に残留することを決めるなら、三冠の栄誉に挑戦するのに少なくとももう1年待たなければならないだろう。
アンドレッティはアロンソとマクラーレンCEOのザック・ブラウンについて、「彼らはドライバーの状況を確定させなければならない」と語った。
「フェルナンドは残留するのか? それとも離れるのか? こちらへ来るのか? F1にとどまるのか? 引退するのか? 彼はどうするつもりだろう?」
「ザックは今、F1に関するプランに取り組んでいるところであり、たくさんの問題を解決しなければならない状況だ。それでもどうなるかはそのうち分かるだろう」
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