2月5日(水)にアルピーヌは2025年シーズンの世界耐久選手権(WEC)に向けて、2台のA424 LMDhに乗るドライバーの振り分けを発表。元F1ドライバーであるミック・シューマッハーはシリーズ参戦2年目を迎え、フレデリック・マコヴィッキィとジュール・グーノンというふたりのチームメイトと36号車をドライブすることとなった。
2022年限りでハースのF1シートを失ったシューマッハーは、2024年からアルピーヌでWEC参戦を開始。初年度は経験豊富なニコラ・ラピエールとマシュー・ヴァクシビエールとトリオを組んだ。
■シューマッハー、WEC富士での表彰台獲得にしみじみ「開幕時点でアルピーヌのマシンは最悪だった」自身としてもF2以来
ラピエールは9月の富士戦を最後に第一線から退き、シグナテックが運営するアルピーヌWECチームのスポーティングディレクターに就任。今回の発表ではヴァクシビエールがリザーブドライバーとしてチームに留まることが明かされた。
シューマッハーは昨年11月末にアルピーヌから継続してWECを戦うことが発表済み。F1復帰の望みは捨てていないものの、F1レギュラーシートを失って以降務めてきたメルセデスでのリザーブ役を終えることとなった。
一方で、かつて日本のスーパーGTでも活躍し“マコちゃん”の愛称でも親しまれるマコヴィッキィは、2023~2024年シーズンにポルシェから参戦したが、“新たな挑戦”を求めて陣営を離れ、新天地アルピーヌへ移籍した。
またグーノンは2024年シーズンにリザーブドライバーとして8戦中4戦に出場。今季からレギュラーシートへ昇格を果たすこととなった。
一方で僚機35号車は2024年と変わらず、シャルル・ミレッシ、フェルディナンド・ハプスブルク、ポール-ルー・シャタンというレギュラーラインアップとなっている。
シグナテックのフィリップ・シノー代表は、アルピーヌ・モータースポーツのブルーノ・ファミン副代表と共に2025年ラインアップを編成する際、安定性が目標のひとつであったと説明した。
「これまで築いてきた強固な基盤の上に積み上げることが重要だと考えていた」とシノー代表は言う。
「シャルル、フェルディナンド、ミック、ポール-ルーがプロジェクトの立ち上げに多大な貢献をしてくれた」
またグーノンについては、シノー代表はこう語った。
「彼のGTでの経験が、技術的な観点から我々のハイパーカープロジェクトに多くのことをもたらすことは分かっていた。そのため、1年前に目指したモノをさらに発展させるべく、彼をレースチームに昇格させたいと考えていた」
そしてシノー代表は、シミュレータとサーキットの両方でライバルのポルシェ963 LMDhを初期からドライブしてきたマコヴィッキィが、アルピーヌのプログラムに“豊富な経験”をもたらしてくれると説明。ラピエールは「技術的なバックグラウンドは、まさにプロジェクトのこの段階で必要なモノだ」と語った。
アルピーヌA424は昨年9月の富士戦でシューマッハ、ラピエール、ヴァクシビエールのトリオでWEC初表彰台を獲得。グーノン、ハプスブルク、シャタンがステリングを握った僚機は最終戦バーレンで4位入賞を果たし、アルピーヌはマニュファクチャラーランキングで4位に入った。2025年は継続的な成長を目指す。
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