初年度生産分 早々に完売
フォードは、特別仕様車「マスタング・ブリット」の生産を2020年まで延長することに決めた。最初の生産分が発売早々あっという間に完売してしまったからだ。
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この限定生産のマッスルカーは、4万8210ポンド(約660万円)からという価格設定。ブリットのベースとなった5.0ℓV8エンジンを積む標準モデルのマスタングGTより6000ポンド(約80万円)近く高い。
標準モデルから追加された装備は、レカロ製シート、グリーンのステッチが入った内装、ビリヤードのボール型シフトノブ、そしてブリット・エレクトロニクス・パッケージ。これにはナビゲーション、プレミアム・オーディオ、ブラインドスポットモニター、クロストラフィックアラート、メモリー機能付き運転席とミラーが含まれる。車内には1台ずつ固有のシリアルナンバーが刻まれたプラークも付く。
ボディは専用のダーク・ハイランド・グリーンで塗られ(ブラックも選べる)、ガンメタル・カラーの19インチ鍛造アルミホイール、赤いブレーキキャリパー、ブラックのフロントグリルを装着。リアにはかつての給油口を模したロゴ入りバッジが付き、ブリット・マスタングであることを主張する。機械面もいくつか専用チューニングが施され、シェルビー以外のマスタングでは最強の仕様となっている。
ブリット・マスタングとしては3代目
パワートレインには、シェルビーGT350と同じ大径スロットル・ボディ、オープンエア・インダクション・システム、インテーク・マニフォールドが装備されている。これによって最高出力459psと最大トルク53.5kg-mを発揮(米国仕様は最高出力487ps、最大トルク57.9kg-m)。最高速度はノーマルのマスタングGTの250km/hから262km/hに向上した。
ブリット・マスタングは、昨年のグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードでイギリスにも上陸。そこでは、この特別仕様車のモチーフとなった映画「ブリット」で実際に使われた1968年型マスタングと共演を果たしている。
2018年1月のデトロイト・モーターショーで初公開されたこのクルマは、公開から50周年を迎えた名作映画の記念モデルとしては3代目にあたる。初代は2001年、当時の第4世代マスタングをベースに製作された。続いて2008年にも、第5世代マスタングのブリット・エディションが登場している。
2018年モデルをベースとするこのマスタング・ブリットのカラーリングは、スティーブ・マックイーンが劇中で運転していた1968年型マスタングに倣ったものだ。この作品は映画史上最高のカーチェイス・シーンが見られることで知られている。
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