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ポルシェ・タイカンに“GTS”が追加。ローンチコントロール使用時に598PSを発生

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ポルシェ・タイカンに“GTS”が追加。ローンチコントロール使用時に598PSを発生

 ポルシェジャパンは11月17日、同社のフル電動スポーツカーである『タイカン』に“GTS”モデルを追加し、同日より日本全国のポルシェ正規販売店にて予約受注を開始すると発表した。

 ポルシェにおいてGTSは“グランツーリスモスポーツ”を表し、1963年にデビューした『ポルシェ904カレラGTS』以来、GTSの3文字はポルシェファンにとって特別な意味をもっている。

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 今回追加されたタイカンGTSは、タイカンシリーズの“スポーティーなオールラウンダー”とされ、ローンチコントロールの使用時には440kW(598PS)ものオーバーブーストパワーを発生し、静止状態から100km/hまで3.7秒以内で加速、最高速度は250km/hに達する。

 ポルシェ・アクティブ・サスペンション・マネジメント(PASM)を含むアダプティブエアサスペンションは、横方向のダイナミクスを高めるためGTSに合わせて最適化が行われ、オプションのリヤアクスルステアリングのセットアップもさらにスポーティーな仕上がりになっているという。

 GTS特有のフロントエプロンやエクステリアミラーベース、サイドウインドウトリムなど、多数のブラックまたはダークカラーの細部を備えるエクステリアに加え、インテリアには、ブラックRace-Texが標準装備されるブラックアルマイト仕上げのブラッシュアルミニウム・インテリアパッケージとともに、エレガントでダイナミックな雰囲気を強調する。

 また、タイカンGTSには新オプションとして『サンシャインコントロール付パノラミックルーフ』を装着することができ、このルーフは、電気的に切り替え可能な液晶フィルムによって透明からマットに変わり、車内を暗くすることなく乗員をまぶしさから保護するというものだ。

 9つのセグメントに分割されたルーフは個別に切り替えることが可能で、このルーフの採用は自動車部門において世界初となる。“透明”と“マット”の設定に加え、事前に用意されたセグメントパターンを切り替えることで“セミ”と“ボールド”も選択可能になっている。

 航続距離は最大504kmを誇り、タイカンシリーズで500kmの壁を破った最初のモデルとなるタイカンGTS。その希望小売価格は1807万円(消費税込)となり、11月17日より予約受注が開始されている。車両についての詳細はポルシェの公式ホームページ(https://www.porsche.com/japan/jp/models/taycan/taycan-models/taycan-gts/)まで。

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みんなのコメント

4件
  • 必死に『電動でも今までの伝統を受け継いでますよ感』をアピールしているようで、少々痛々しく感じる。

    やはり、精緻にして猛々しいフラット6に勝る価値観を創出するのは、ポルシェと言えども安易なことではないのだろう。
  • ローンチコントロール使用時にオーバーブースト?
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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