ミサノ・サーキットで開催されているMotoGP第7戦サンマリノGP。その予選ではマーベリック・ビニャーレス(ヤマハ)がレコードタイムを更新してポールポジションを獲得してみせた。
ビニャーレスはFP1から速さを示しており、予選に向けても上位につけてくるだろうことが予想されていた。また彼はレースペース面でもいい仕上がりで、今回の優勝候補として存在感を放っている。
だが、ビニャーレスはレースについて「僕が望んでるのは、楽しむことだけだよ」と語っている。
ビニャーレスはチェコ、オーストリアの3連戦で思うような結果を残せておらず、特に前戦スティリアGPではブレーキトラブルによって時速200km以上で走るマシンから飛び降りなければならない状況にも追い込まれるなど、悪い流れが続いていた。
「正直、ここ最近の悪い3連戦、特にスティリアGPでは極めて大きな問題を抱えていた。その後だから僕はただ(レースを)楽しみたいだけだ。最初のコーナーから最後までプッシュしていくつもりだ」と、ビニャーレスは言う。
「結果については気にしていない。僕はただバイクをたくさん楽しみたいだけだ。僕にできる最高のパフォーマンスをチームに見せられるようにやっていくよ」
また予選3番手に並んだファビオ・クアルタラロ(ペトロナス・ヤマハSRT)は昨シーズンのサンマリノGP予選と同じように、フロントタイヤのフィーリングに悩まされたと語っている。
「去年のように、FP3では素晴らしいフィーリングが感じられた。そして去年の予選と全く同じで、フロントタイヤからのフィーリングがなかったんだ」
クアルタラロはそう説明する。
「高速コーナーを備えたこのタイプのトラックで、良いフィーリングが持てていなければ、限界まで攻めることはできない。でも(3番手には)とても満足している。そうした状況でもフロントロウを確保しているんだからね。それがいちばん大事な点だ」
「去年も同じようなポジションでゴールできたし、ペースはとても良いんだ。ペース面では去年よりも良いと感じているよ。そこはかなりポジティブだね」
今回の予選で地元戦のバレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)は4番手とこれまでの苦戦を払拭する好結果。ロッシ自身、オーストリアでの厳しい戦いの後、ヤマハにはこうした結果が必要だったと振り返っている。
「このトラックで、ヤマハはとても競争力があるし、とても強い」と、ロッシは言う。
「それを必要としていた。僕らは先頭に戻ってくること、先頭を争うことを必要としていたんだ。オーストリアでの連戦ではそれがとても難しかったからね」
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
みんなのコメント
この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?