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ビザ・キャッシュアップRB F1チームが体制強化。パーメインがレーシングディレクター、元FIAのゴスが最高技術責任者に

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ビザ・キャッシュアップRB F1チームが体制強化。パーメインがレーシングディレクター、元FIAのゴスが最高技術責任者に

 ビザ・キャッシュアップRB F1チーム(元スクーデリア・アルファタウリ)が、技術およびトラックサイド陣営の新体制を発表、ティム・ゴスがチーフテクニカルオフィサー、ギヨーム・カッテラーニが副テクニカルディレクター、アラン・パーメインがレーシングディレクターとしてチームに加入することを明らかにした。

 チーム代表ローレン・メキース直属のチーフテクニカルオフィサーという新しいポジションに就くティム・ゴスは、10月に正式に職務をスタートする予定となっている。ゴスはかつて28年間にわたりマクラーレンに所属、最終的にはテクニカルディレクターを務め、アイルトン・セナ、ミカ・ハッキネン、ルイス・ハミルトンの5つのドライバーズタイトル獲得に貢献した。2021年にFIAのシングルシーター技術グループに加わり、2023年にテクニカルディレクターに就任、今年1月までその役割を果たした。

F1 CEOも抵抗感を示した『ビザ・キャッシュアップRB』というチーム名。通称は『V-CARB』か

 ギヨーム・カッテラーニは、テクニカルディレクターであるジョディ・エギントンの直属である副テクニカルディレクターを務める。カッテラーニは、ロータス、マクラーレン、最近ではレッドブル・テクノロジーに所属、15年以上のF1経験を持つ。彼はビザ・キャッシュアップRBにおいて、空力、車両パフォーマンス、テクノロジーに焦点を当て、マシンパフォーマンスにおける目標を設定し、その目標を達成するための運営上のリーダーシップを提供する。

 さらに、ベテランF1エンジニアのアラン・パーメインは、チーム代表直属のレーシングディレクターのポジションに即時就任する。パーメインは、ベネトン、ルノー、ロータス、アルピーヌとして活動してきたチームで34年以上働き、2012年から2023年末まではスポーティングディレクターを務めていた。彼はレーストラックにおけるすべてのエンジニアリングオペレーションの責任を担う。

 チームCEOのピーター・バイエルは、今回の人員起用について、次のようにコメントした。

「今回の任命は、ビザ・キャッシュアップRBにとって、力強い前進を意味する。ギヨームとアランの任命により、我々のマシンの設計および開発、そしてトラック上でのパフォーマンスの能力が向上するだろう。10月にティムが加わることで、我々は旅路の次の段階へと進み、チームの長期的な成功を確実にするための体制作りの鍵となる要素を導入することになる」

 メキース代表は「ティム、ギヨーム、アランの任命は、チームに膨大な量の勝利の経験をもたらす。彼らがチームをF1において次のレベルに導く手助けをしてくれるものと私は確信している」と述べた。

「チームにはすでに非常に強力で経験豊富なグループが存在するが、ティム、ギヨーム、アランという高度なスキルを持つ人材を迎え入れることで、我々の能力が向上し、ビザ・キャッシュアップRBがファクトリーとトラックの両方で最高の技術基準を満たすための助けになるだろう」

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