2023年のF1開幕戦バーレーンGPは、まさにレッドブルの圧勝といっていいレースとなった。マックス・フェルスタッペンが独走で優勝。セルジオ・ペレスもシャルル・ルクレール(フェラーリ)をコース上で攻略し、2位となったのだ。
そのあまりの完勝ぶりに、レース後にメディアの質問に応えたクリスチャン・ホーナー代表には、レース中にナーバスになった瞬間はあったかという質問が飛んだ。
■F1分析|レッドブルの圧倒的レースペースを分析。デグラデーションが大きい、フェラーリやメルセデスでは太刀打ちできない?
「シーズン最初のレースは、2台のマシンを走らせるのは初めてだし、うまくいかないこともたくさんあるから、常に緊張するものだと思うんだ」
そうホーナーは語った。
「このような競争力のあるマシンを提供できたのは、チーム全体が驚異的なパフォーマンスを発揮してくれたからだ」
「予選よりも決勝に集中し、それが今日の結果につながった。特にレース中盤はソフトコンパウンドで走ることができたし、耐久性もあったのでうまくいったグランプリだったと思う。昨年は0点だったのが、今年は43点だ。良い手応えを感じることができた」
1年前の開幕戦バーレーンGPで、レッドブルはダブルリタイアに終わっていたが、その悪夢を今回の勝利で払拭できたことだろう。
上位陣の力関係についてコメントを求められたホーナーは、慎重な姿勢を崩さず、数戦経つまでは分からないと語った。
「分からない。問題はこのサーキットのデータしかないことだ。だから我々は、保証されていることは何もないと考えている。2週間後にジェッダ、その後にメルボルン。2~3つのサーキットを走れば、自分達のクルマとライバルの長所、短所をより把握できるだろう」
「しかしとても健全なスタートを切れたのは確かだし、最大のポイントをもたらすために非常にうまくレースを進められた」
このレースで最も注目を浴びたのはレッドブルではなく、アストンマーチンのフェルナンド・アロンソだったかもしれない。テストから躍進が予想されていたが、レースでもそれを裏付けるように躍動。メルセデス勢やフェラーリのカルロス・サインツJr.をパスして3位表彰台を手にしたのだ。
アロンソが示したレースペースを見るに、アストンマーチンがレッドブルの最大のライバルになるのではないかと訊かれ、ホーナーは次のように答えた。
「今日のレースでは彼らはとても強そうだった。フェルナンドがあそこにいるのを見るのは楽しいし、40代の人たちに希望を与えている。彼はまだとても競争力があるし、アストンも良いクルマに見える。この1レースの結果を見れば、彼らはここで2番目に強いチームだったと言わざるを得ないだろう。だからイエスだ」
「F1では人々の記憶がとても難しいんだ。今日は僕らがヒーローで、明日はフェラーリ、メルセデス、アストンマーチンが来るかもしれない。チームの誰もこの結果に浮かれてはいないし、これはマラソンのスタートなんだ」
「このサーキットの路面は非常にユニークなので、結論を出す前に、ジェッダやメルボルン、他のサーキットで何が起こるか見てみよう」
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
ボッタス、PUエレメント交換で5グリッド降格が決定。RB勢はエキゾーストを交換/F1第22戦
岩佐歩夢の気になる去就。「F1に向いているハイブリッド思考」担当の小池エンジニアが話すローソンとの比較
ラスベガス予選で50G超大クラッシュのコラピント、決勝前に再度メディカルチェックへ。「彼の体調が何より重要」とウイリアムズ
「いきなりステージから現れたんだ」エバンス、WRCラリージャパン“一般車両乱入事件”を語る。当該SSは安全確保のため中止に
タイトルに王手のフェルスタッペンが苦戦、ミディアムで17番手「タイヤが機能せず氷の上を走っているよう」/F1第22戦
給油所で「レギュラー“なみなみ”で!」って言ったら店員にバカにされました。私が悪いんですか?怒りの投稿に回答殺到!?「なにそれ」「普通は通じない」の声も…悪いのは結局誰なのか
ホンダ新型「プレリュード」まもなく登場? 22年ぶり復活で噂の「MT」搭載は? 「2ドアクーペ」に反響多数!海外では“テストカー”目撃も!? 予想価格はいくら?
不要or必要? やっちゃったらおじさん認定!? 「古い」「ダサい」といわれがちな [時代遅れ]な運転法
追突事故を避ける「2秒ルール」ご存知ですか? あおり運転にならず割り込まれもしない、ほどよい安全な車間距離の保ち方をお教えします
マジか…? 新制度導入で「車検」通らないかも!? 10月から始まった“新たな車検”何が変わった? 覚えておきたい「OBD検査」の正体とは
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント
この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?