MotoGP第12戦アラゴンGPのMoto3クラス予選が行なわれ、CFMOTO Gaviota Aspar Teamのダビド・アロンソがポールポジションを獲得した。
アラゴンGPでは日本人ライダーが苦戦しており、参戦する3名全員が予選Q1スタートになった。決勝で上位を争うためにも、まずはトップ4のタイムを記録しQ2進出を狙いたい状況だ。
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なおQ1序盤、山中琉聖(MT Helmets - MSI)はマシンにトラブルが発生してしまった。山中琉聖のマシンはコース脇で回収車に載せられる形となり、山中はノータイムで予選を終えることになった。
山中以外の日本人ライダー達は古里太陽(Honda Team Asia)が終盤に2分1秒565の暫定2番手タイムを記録。鈴木竜生(Liqui Moly Husqvarna Intact GP)は自己ベストを更新していくが、暫定5番手とQ2進出圏内には入れていない状態だった。
鈴木はQ1ラストアタックでもQ2進出圏内には食い込めず、5番手で予選Q1を終了。日本勢では古里が唯一Q2に進出した。
予選Q2ではアロンソが前半のアタックで、一人だけ1分59秒台となる、1分59秒867を記録し、暫定トップに。2番手のジョエル・ケルソ(BOE Motorsports)にも0.35秒の差をつけた。
後半のアタックではコリン・ベイアー(Liqui Moly Husqvarna Intact GP)が1分59秒717をマークし上回ったが、その直後にアロンソは1分58秒684という圧倒的なタイムを記録し、暫定トップに返り咲いた。
さらにアロンソはダメ押しとばかりに1分58秒059まで自己ベストを更新。2番手以下に差をつけるこのタイムには誰も対抗できず、アロンソがポールポジションを獲得した。
なお2番手はホセ・アントニオ・ルエダ(Red Bull KTM Ajo)、3番手にはダビデ・ムニョス(BOE Motorsports)が続いた。
Q1を突破した古里は2分0秒274とQ1の自己ベストからかなり改善したものの、最終的には15番手に留まった。
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