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新型メルセデス・ベンツGLC 人気SUVの2代目、欧州発表 ハイブリッドのみ展開

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新型メルセデス・ベンツGLC 人気SUVの2代目、欧州発表 ハイブリッドのみ展開

メルセデスの主力SUV、フルモデルチェンジ

2代目となる新型メルセデス・ベンツGLCが欧州で公開された。プラグイン・ハイブリッド車も3種類用意されている。

【画像】正常進化を遂げた人気SUV!新型メルセデス・ベンツGLC【現行モデルやライバル3車種と写真で比較】 全129枚

ボディサイズがわずかに大きくなったほか、インテリアの改善、新しいパワートレインが採用され、主力SUVとしての競争力を高めた。

メルセデス・ベンツは、2015年に初代GLCを発売して以来、世界販売台数を約200万台に伸ばしてきた。同社で最も好調な市販モデルの1つとなっている。

パワートレインや構造の大部分を共有する最新のCクラスとともに開発された2代目GLC(X254型)は、メルセデス最新のMRAプラットフォームを採用する。オプションの後輪操舵や最新世代の運転支援システムなど、さまざまな新機能の基礎となるものだ。

また、GLCクーペは2023年に発売予定だ。

熟成のデザイン ボディはわずかにロング化

スタイリングは、先代から大きく離れることなく、滑らかな表面加工とディテールの変更で正常進化的な外観となっている。

フロントグリルは大型化し、より目立つようになったスリーポインテッドスター(メルセデスのエンブレム)を備えている。ヘッドライト(オプションでデジタルライト機能付き)も形状が変更され、バンパーは以前より重厚な印象を与えるようになった。

リアエンドでは、テールゲートのワイド感を強調するために、テールランプが中央でトリムエレメントによって結合されている。ホイールは標準の18インチから、オプションの20インチまで用意される。

全長は先代より60mm長い4716mm、全幅は21mm狭い2075mm、全高は4mm低い1650mm、ホイールベースは15mm長い2888mmとなっている。また、中国市場向けにロングホイールベースモデルも計画されているが、そのサイズはまだ明らかにされていない。

ガソリンとディーゼルのPHEV導入

欧州では当初、6種類のモデルが販売され、すべて四輪駆動システム「4マチック」が標準装備される予定だ。

「GLC 200」と「GLC 300」には、2.0Lターボガソリンエンジン(M254)のマイルドハイブリッドが搭載され、それぞれ最高出力204psと259psを発生。48Vの統合スターターモーターにより23psの追加出力を得る。

「GLC 220d」には、2.0Lターボディーゼルエンジン(OM654M)のマイルドハイブリッドが搭載され、最高出力197psを発生させる。

また、新たに3種類のPHEVモデルも導入される。

「GLC 300e」と「GLC 400e」は、前述の200と300をベースに、2.0Lターボガソリンエンジンを搭載。これに出力136psの電気モーターを組み合わせ、それぞれの合計出力は312psと380psとなる。

「GLC 300de」は、220dと同じ2.0Lターボディーゼルに電気モーターを組み合わせ、合計出力334psを発生する。

電気のみでの走行可能距離は、GLC 300eおよびGLC 400eで105~120km、GLC 300deで101~117kmとされている。充電はACシステムで最大11kW、DCシステムで最大60kWに対応し、後者であれば30分未満でフル充電が可能とのこと。

また、2023年には、2種類のAMGモデルも発売される予定だ。

その1つは、最近発表されたAMG C 43と同じマイルドハイブリッド2.0Lターボガソリンエンジンを搭載した、最高出力408psの新型GLC 43である。

その上に位置するのは、現行GLC 63の後継で、電気モーターを中心に新開発された2.0LのPHEVシステムを搭載する、最高出力500ps超のモデルである。

高級感と快適性を高めたインテリア

足回りもCクラスとの共通点が多く、フロント4リンク、リアマルチリンクのサスペンションを採用する。しかし、可変減衰力制御のエアマチック・エアサスペンションがオプションで用意(PHEVモデルには標準装備)されている点はCクラスとは異なる。

オプションでオフロード用サスペンションがあり、標準仕様より最低地上高が20mmアップしている。また、硬めのスプリングとダンパーを備えたスポーツサスペンションも選択可能だ。

インテリアは、Cクラスのデザインに大きく影響を受けている。12.3インチのメーターディスプレイと11.9インチのポートレートスタイルのセンターディスプレイ、マルチファンクション・ステアリングホイール、新スタイルのエアベントが装備されている。

メルセデス・ベンツによると、先代より上質な素材を使用し、高級感と快適性を高めることを意識したという。

トランク容量は50L拡大し、最大600Lを確保。テールゲートはワンタッチ式の「イージーパック」が標準装備される。

オプションとして、ヘッドアップディスプレイ、パノラマガラスルーフ、710W Burmesterサラウンドサウンドシステム(15スピーカー)が新たに追加されている。

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みんなのコメント

14件
  • >全幅は21mm狭い2075mm

    これ間違えてませんかね?現行のGLCは全幅1,890 ~ 1,930 mmですよ。
    しかも流石にGLCが2m超えて来るとは思えんがなぁ。
    Q8でも1995mm なんだから。
  • うーん。欲しい。買いたい。

    しかし、お高くて手が出ません。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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