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「マックスとオスカーと戦えて光栄だった」「初戴冠は感情的になる。心から楽しんでほしい」/F1第24戦決勝コメント(2)

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「マックスとオスカーと戦えて光栄だった」「初戴冠は感情的になる。心から楽しんでほしい」/F1第24戦決勝コメント(2)

 2025年F1第24戦アブダビGPの決勝レースで優勝~5位のドライバーたちが日曜日を振り返った。優勝~5位のドライバーはマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、オスカー・ピアストリ(マクラーレン)、ランド・ノリス(マクラーレン)、シャルル・ルクレール(フェラーリ)、ジョージ・ラッセル(メルセデス)だ。

■ジョージ・ラッセル(メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム)決勝=5位(58周/58周)4番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード2025年ドライバーズランキング=4位(319ポイント)

「2ストップ戦略がうまく機能しチームに感謝」「18番手から2ポイント獲れて満足」/F1第24戦決勝コメント(1)

「とても厳しいレースだった。グランプリ全体を通して、前方のグループを脅かすペースを見つけることができなかったんだ。スタートが悪く、6番手まで順位を落としてしまった。(フェルナンド・)アロンソを抜いて5番手に戻ることはできたが、そこからは孤独な戦いだった。通常の展開では、表彰台を争うペースがなかったことは分かっていたが、それでもフラストレーションが溜まった」

「シーズンの終わり方は、望んでいたものではなかったが、コンストラクターズ選手権で2位を確保できたことは喜ばしい」

「このグラウンドエフェクト時代の4年間は、チームにとって困難なものだった。サマーブレイク以降、僕たちは2位獲得を目標に頑張ってきた。その目標を達成したわけだけど、真の目標はそれ以上のところにある。大幅なレギュレーション変更が行われる2026年にそれを実現するために、僕たちは全力を注いでいる」

「最後に、ワールドチャンピオンになったランド(・ノリス/マクラーレン)に祝福の言葉を贈りたい。僕たちは長い間一緒にレースをしてきたから、彼がタイトルを獲得するに十分値するドライバーだということはよく知っている。2026年には王座を巡って、トラック上で戦えることを願っているよ」

■シャルル・ルクレール(スクーデリア・フェラーリHP)決勝=4位(58周/58周)5番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード→ミディアム2025年ドライバーズランキング=5位(242ポイント)

「全力を尽くしたし、チームはレースを完璧に遂行してくれた。残念ながら、今日の僕たちには4位が精一杯だった。みんなのためにポディウムを持ち帰って、シーズンを最高の形で終えたかったんだけどね。レース中に何度か、ランドに接近する場面もあったが、追い抜くには十分ではなかった」

「初タイトルを獲得したランドにおめでとうと言いたい。彼は今年素晴らしいドライビングをしてきたから、チャンピオンにふさわしい」

「今年懸命に取り組んでくれたサーキットとイタリアの本拠地にいるチーム全員、そして変わらず応援してくれたティフォシに心から感謝する。僕たちにとって厳しいシーズンだった。来シーズンはまだ白紙の状態で、他のチームがどのような状況なのか分からないから、明確な期待は持っていない。今週が終わったら、マラネロに戻って態勢を立て直す。これからやるべきなのは、来シーズンへの最善の準備に全力を注ぐことだ」

■ランド・ノリス(マクラーレン・フォーミュラ1チーム)決勝=3位(58周/58周)2番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード→ハード2025年ドライバーズランキング=1位(423ポイント)

「ついにやった! ワールドチャンピオンだ! この道のりを共に歩んでくれたすべての人にこの成果を捧げる。つまりこのタイトルは、家族、チーム、そしてマクラーレン全員のものだ」

「本当に厳しいシーズンだった。オスカーとマックスは信じられないほど強力なライバルで、彼らはシーズンを通して見事な仕事を成し遂げてきた。彼らと今年戦えたことは光栄なことだし、素晴らしいシーズンを送った彼らに心から祝福を送りたい」

「僕は今、ワールドチャンピオンになったから、誇らしいのではない。周囲の人々が、この瞬間を実現するために犠牲を払ってくれた。彼らを喜ばせ、その犠牲と努力に報いることができたからこそ、僕は今、誇らしく感じるんだ」

■オスカー・ピアストリ(マクラーレン・フォーミュラ1チーム)決勝=2位(58周/58周)3番グリッド/タイヤ:ハード→ミディアム2025年ドライバーズランキング=3位(410ポイント)

「チャンピオンシップを獲得したランドにおめでとうと言いたい。最後まで彼と戦えたのは本当に素晴らしいことだったし、チームにとって特別な瞬間だ」

「シーズンを締めくくるにふさわしい、とても力強いレースだった。戦略でリスクを取り、それはうまくいったけれど、マックスに対しては最後まで対抗策がなかった」

「本当に素晴らしいシーズンで、とても誇りに思っている。すべての学びを糧に、これまでよりも強いドライバーになって2026年に臨むつもりだ。来年、何を成し遂げられるのか、今から楽しみでならない」

(レース直後のインタビューで、心境を聞かれ)「とても良い気分だ。今日チャンピオンになるには、あらゆる条件が奇跡的にかみ合う必要があることは分かっていた」

「ベストを尽くして勝つため、そして自分に最大のチャンスを与えるために、可能な限り最高のポジションに身を置こうとしたが、結果は届かなかった。それでも、今季の自分たちの戦いには大いに誇りを持っている」

「個人的なレベルでは、もちろん自分が望んでいた結末とは少し違う。それでもシーズン全体を振り返れば、昨年からこれだけ大きな前進を遂げるために、自分自身とチームが注いだ仕事の積み重ねに、強い誇りを感じる。今後の多くの戦いを楽しみにしている」

「直近の数回の週末を、少なくともパフォーマンスの面では、比較的良い形で終えられたのはうれしいことだ。個人的に、再び調子を取り戻せたのは良かった。オースティン、メキシコ、ブラジルでの流れのままシーズンを終えることになっていたら、かなり辛かっただろう」

「年間を通して浮き沈みがあった。良かった部分については大きな誇りと喜びをもって振り返り、悪かった部分については多くの教訓とともに受け止めていく。これから何年もキャリアは続く。まだまだ多くのチャンスが待っていることを願おう」

■マックス・フェルスタッペン(オラクル・レッドブル・レーシング)決勝=1位(58周/58周)1番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード2025年ドライバーズランキング=2位(421ポイント)

「チーム全員がとても誇らしい。信じられないような巻き返しを成し遂げたことを心から誇りに思う。僕たちは決して諦めず、状況をひっくり返せると常に信じ、挑戦をやめなかった。簡単に諦めてしまうこともできたはずだが、僕たちはプッシュし続け、改善点を探し続け、そして常に信じ続けてきた」

「今シーズンはジェットコースターのような激動の1年で、厳しい瞬間や複雑な感情が数多くあった。それでも僕たちはチームとして本当に強く結束できたから、皆のことをとても誇りに思っている」

「シーズン後半の巻き返しは本当に信じられないようなものだった。それはクレイジーといえるほどの状況で、チームとして多くの困難を乗り越えてきた」

「今日はとても楽しかった。特に、これほど圧倒的な形でレースに勝てたことは格別だ。素晴らしい週末を過ごし、できる限りのことをすべてやり切った。だから、最終的に今日はとても良い気分でいられる」

「2ポイント差でチャンピオンを逃したという結果だけを見ると辛い状況に映るかもしれないが、ザントフォールトの時点では、100ポイント以上も遅れていた。そう考えれば、僕たちが成し遂げたことは本当に誇るべき成果だ」

「そしてもちろん、ランドにとって(初めてF1チャンピオンになったというのは)本当に特別なことだ。心から楽しんでほしいと思う。初めてのタイトル獲得の時には、一番感情的になる。子どもの頃からずっと夢に見てきた瞬間だからね。今日は彼の家族も来ているし、チームと一緒にこの夜を存分に楽しんでほしい」

「最後に、ファクトリーとサーキットのすべてのチームメンバーたちに感謝したい。僕たちは決して諦めず、常に信じ続けてきた。一緒に働いている仲間たちを心から誇りに思う。彼らは僕にとって第二の家族だ」

(フィニッシュ直後の無線で語り)「シーズン後半戦を心から誇りに思う。だからあまり落ち込む必要はない。僕は全然がっかりしてないよ」

「そして、長年にわたって共に戦い、素晴らしい成功を成し遂げてきたことについて、ホンダにも感謝したい。この関係を、間違いなく最高の形で締めくくることができた。本当にありがとう」

[オートスポーツweb 2025年12月09日]

文:AUTOSPORT web
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