レッドブルはFIAに対し、パルクフェルメ下でTトレイ(フロントビブ)の高さを変更する装置を使用していないとを明確にするための車両の修正を、F1サンパウロGPまでに完了することを目指している。
FIAはアメリカGPを前に、予選とレースまでの間のいわゆる”パルクフェルメ”下に置かれている間に、車両のTトレイの高さを調整できる可能性がある方法についての監視を強化していることを明らかにした。
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この対象となっていたのはレッドブルであることも、motorsport.comの取材で分かっている。同チームのシステムは、パルクフェルメ下でも他者に気づかれずに車高を変えることができるものであったため、複数のチームが疑惑の目を向けた。
FIAはこれについて、レッドブルが不当に変更を加えた証拠はないと明言しており、レッドブルとしてもレギュレーションを完全に守ってきたと主張していた。
しかし今週末のアメリカGPから、FIAは各チームの行動をより厳しく取り締まることになった。そして予選が始まりパルクフェルメ下になった後には、レッドブルのTトレイの位置が動かないよう、封をする予定であるようだ。
さらにレッドブルとFIAの間では話し合いが行なわれ、不正行為を働いていないことをさらに保証するための計画にも合意がなされたという。その中には、チームがこの部分に修正を加える作業を行なうことも含まれていると理解されている。
情報筋によれば、マシンの当該箇所は複雑であり、すぐに修正できるような部分ではないという。しかし来月に開催が予定されているサンパウロGPまでには、修正を準備することが目指されているようだ。
Tトレイの高さ調整は、メカニックが工具を使い、ネジ式に回すことでTトレイの高さを上げ下げするシステムにすぎない。全てのチームがこのようなシステムを備えているが、レッドブルはこの調整を行なう箇所がマシンの中に設置されているという点が独特。車外からは見えないため、違法に操作しているのではないかという疑惑に繋がった。
このシステムは、レギュレーションによってオープンソース・エレメントに指定されているため、FIAのサーバーに設計を公開する必要があるもの。そのこともありレッドブルは、何も隠すようなことはないと主張している。
チームのある幹部はこれについて、「確かにそれは存在するが、マシンが完全に組み立てられ、走行の準備が整うと、アクセスできなくなる」と語っていた。
このシステムはコックピットに取り付けられたパネルを持ち上げ、メカニックがその収納部に手を伸ばして調整する必要があるため、外部からはその作業が見えにくくなっている。
これはチームとしても、簡単に調整できるものではないという。しかしながらFIAは、予選後に決勝レースに向けた作業を行なう際に実施できる作業であることを十分に認識しており、今回の措置に繋がったと思われる。
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