サウジアラビアで開催されているダカールラリー2023。大会8日目となる1月7日(土)には、ステージ7が行なわれ、オーバードライブのヤジード・アル-ラジがステージ優勝。前回覇者のナッサー・アル-アティヤ(Toyota Gazoo Racing)は総合首位を維持した。
悪天候によりバイク部門とクワッド部門のステージがキャンセルとなったため、ステージ6終了時で自動車部門の総合首位に立っていたアル-アティヤは、トヨタ『ハイラックスT1+』でリヤド-アル・ドゥワディミ間に設けられた333kmのステージの先陣を切ることとなった。
■トヨタ、狙うはダカール表彰台独占。首位独走アル-アティヤ、ライバルにトラブル続出も気を緩めず
ステージ7-ステージ8には外部からのアシストが禁止される”マラソン”ルールが設けられており、既に1時間以上のリードを築いていたアル-アティヤは、タイトル防衛のために安全策を獲った。
そのためステージ7では7位に沈んだが、アル-アティヤは依然1時間4分のアドバンテージを持って、1月8日(日)のステージ8へ臨むこととなる。
総合上位のドライバーが守りに入り下位に沈んだこともあり、プライベーターとしてハイラックスT1+を走らせる地元ドライバーのアル-ラジがこのステージの勝者に。ステージ2位のヴァイドトア・ザラ(テルトニカ・レーシング)に約9分の差を付けて、今大会初のステージ勝利を飾った。
ステージ7の序盤では、アル-ラジはGCKモータースポーツのゲラン・チェシリと激しいトップ争いを展開。各所のチェックポイントでトップタイムを更新し合ったが、最終的にはアル-ラジに軍配が上がり、チェシリは10分ビハインドのステージ3位となった。
またアウディ勢にとっては、ステージ6に続いてこの日はまたも受難の一日となった。
前回ステージではサインツSr.がクラッシュによりデイリタイアを喫し、ステファン・ペテランセルはジャンプによる着地の衝撃でコ・ドライバーのエドゥアール・ブーランジェが負傷したことでラリーを棄権しており、元ドイツ・ツーリングカー選手権(DTM)ドライバーのエクストロームがアウディ勢唯一の優勝候補だった。
しかしそのエクストロームは、スタートから196km地点にある第5チェックポイントではステージ首位に立ったものの、その数km後にアクシデントに見舞われる。進路上に落ちていた岩にヒット……アウディ『RS Q e-tron』の左リヤサスペンションを破損させてしまったのだ。
サインツSr.は、”ドナー”としてサスペンションに分け与えるためにコース上で停まることに。協力によりエクストロームは再び走り出すことが叶ったものの、優勝戦線から遠のいているサインツSr.はスペアパーツのためにチームの支援トラックの到着を待つ羽目になった。
ただ、修復作業によりエクストロームも3時間をロスすることとなり、総合20番手に転落。アウディのダカール参戦2年目での総合優勝はもはや絶望的となった。
ステージ7を終えた時点での総合順位では、アル-アティヤとヘンク・ラテガンのトヨタのワークスコンビが1-2。同じくトヨタ勢のルーカス・モラエス(オーバードライブ)を挟んで、トヨタのワークス3台目となるジニエル・ド・ヴィリエールが総合4番手と、トヨタ勢がトップ4を独占している。
エクストロームが後方に沈んだことにより非トヨタ車でトップに立ったのは、7回目のダカール出場となったセバスチャン・ローブ(バーレーン・レイド・エクストリーム)。ステージ7では9位となり、総合順位ではアル-アティヤから1時間54分7秒差の5番手につけている。
ローブ以下のトップ10圏内には、ロマン・デュマ(レベリオン)やブライアン・バラグワナス(センチュリー)、マルティン・プロコップ(オーレン・ベンジナ)、ウェイ・ハン(ハンウェイ)、リオネル・ボウ(オーバードライブ)が続いている。
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