アストンマーティンF1は先日、天才的マシンデザイナーのエイドリアン・ニューウェイ獲得を発表した。ドライバーのフェルナンド・アロンソはこれを歓迎しているが、ニューウェイの存在からアドバンテージを得る時間がないかもしれないと考えている。
現在レッドブルに所属するニューウェイは、これまでにF1のチャンピオンマシンを何台も生み出してきた。そんなニューウェイがアストンマーティンへ加入することで、同チームのさらなる躍進が期待されている。
2025年にはアストンマーティンでの3年目を迎えるアロンソは、長年ニューウェイと共に働きたいという願望を持ってきた。今回、アロンソはその夢が叶うわけだが、その一方でニューウェイの加わった成果を受け取るには、自分には時間が足りない可能性も危惧しているようだ。
なおアロンソは現在43歳で、ニューウェイの知見が反映されることになる2026年には既に45歳となっている。
「この発表でチームにとってポジティブな1週間になったよ。彼(ニューウェイ)はチームにとって素晴らしい補強だ」
アロンソはそう語った。
「僕はある意味、アストンマーティンはこの先があるチームなんだと思っている」
「チームには今後数ヵ月で素晴らしいことがいくつも起こるだろう。一歩一歩進み、初めての優勝や、チャンピオン争いを将来行なえるようになることを皆が期待している」
「そのためには時間がかかることは僕も承知している。ただ僕にはその時間がある意味では無いんだ。でもリラックスしているし、この旅を楽しんでいるよ」
そしてアロンソはモナコヒストリックグランプリの行なわれた週末に、ニューウェイと話をするなど、アストンマーティン加入に向けた説得をしていたことを明かした。このイベントではニューウェイが1968年のロータス49Bを使いレースを戦っている。
「彼にメッセージを送っていたのは確かだよ。多分彼と一緒に働きたいであろう他の皆もやっていたようにね」
「モナコヒストリックグランプリでも彼を見かけたから、30分くらい話をしたんだ」
「彼を説得しようとした。そして最終的にはローレンス(ストロール/チームオーナー)と彼のビジョンや新設のファクトリー施設、アストンマーティンがホンダと共に将来的に期待していることなどが、エイドリアンの話を聞く上での鍵だったと僕は思っている」
またドライバーとしての自らの将来について訊かれたアロンソは、こう答えた。
「2026年はドライバーをしているだろう。その後F1か他のシリーズで走っているだろうね」
「F1を走っていない場合でも、アストンマーティンチームにいることになると思う。だからその明るい未来を楽しみたいんだ」
またアストンマーティンのマイク・クラック代表は、ニューウェイの加入がアロンソの計画を変えるかどうかを尋ねられた。そこでクラック代表は、アロンソがニューウェイの給与の一部を支払うとまで言っていたと話した。
「フェルナンドが我々のチームで長期的な将来を過ごすのは明らかなことだし、彼もそういったことにワクワクしている。火曜日には、彼がエイドリアンの給与の一部を自分も支払うとさえ言っていたんだ」
「10%、20%といった話もあったから、どうなるかは今日以降分かってくるだろう」
クラック代表はそう冗談めかしながら語った。
「しかしこのふたりは互いに大きくリスペクトし合っていることがよく分かる。彼らは何かを成し遂げたいと思っている」
「エイドリアンはフェルナンドのような人物と一緒に働きたいと常々思っていたのだし、その逆も同じなんだ」
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