ル・マン24時間レースの主催団体であるACOフランス西部自動車クラブは、“世界三大レース”のひとつであるル・マン24時間のセーフティカー(SC)手順を見直し、“ドロップバック”と呼ばれるルールを廃止することを明らかにした。
100周年の記念レースとして行われた、2023年大会に導入された新しいSCルールはつねに話題となっていた。それはACOがSCによるバトルの分断を防ぐため、マージ、パス・アラウンド、ドロップバックという3つの新しい革新を試すことを選択したからだ。
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しかし、この新システムに対する一般的な批判は、「リスタートに時間が掛かりすぎる」というもので、コースがクリアになってから新手順が完了しレースが再開されるまでに20分もの時間を要すことがしばしばあった。
2023年のレースでは3回のセーフティカーピリオドで、都合3時間以上がSCの後ろで費やされた。
来季2024年のレースに向けて発表された補足規定によると、“ドロップバック”の要素が廃止された。一方、“マージ”"と“パスアラウンド”は引き続き実施される。
2023年に採用されたシステムでは、サルト・サーキット(全長13,626m)上に等間隔に配置された3台のSCトレインの後方で車両が隊列を組むという、長年にわたって確立されてきた最初のプロセスが維持された。
その後、3台のセーフティカーのうち2台がピットに入り、フィールドに残った1台のセーフティカーの後ろに整列する。これが“マージ”だ。
この処置が完了すると、“パスアラウンド”によってクラスリーダーの前を周回するマシンがSCをパスし、ふたたび隊列の最後尾に並ぶことができるようになった。このパスアラウンドを受ける資格は各チームが独自に判断しなければならず、資格のない車両がパスアラウンドを実施すると2周分のペナルティが課される。
今回廃止が決まった“ドロップバック”は、最初にLMP2カーが、次にGTEアマのマシンがコースの片側に移動し、他のクラスのマシンが前進することを許可するもの。これによって3つのクラスがすべてきれいに分かれた状態で再スタートを迎えることができた。
改定されたシステムでは、ハイパーカー、LMP2、LMGT3の3クラスは混走状態のまま、毎回再スタートを迎えることとなる。
なお今シーズンと同様に、レース残り時間が60分を切った際はマージとパスアラウンドは使用されないことになっている。
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