運転席へ座った瞬間からシリアス
フェラーリ・プロサングエに乗った第一印象は、期待ほど好ましいものではなかった。高性能SUVに求められるような、「軽さ」が伝わってこないのだ。
【画像】ドライバーズSUV頂上対決 フェラーリ・プロサングエ アストンDBX707 812 コンペティツィオーネとDB12も 全125枚
運転席へ座った瞬間からシリアス。着座位置が高く、足元の空間が広いことを除けば、812 スーパーファストの雰囲気と重なるほど。ドライバーを取り囲むようにインテリアはデザインされ、刺激的で、自ずと運転への集中力を高める。
プロサングエは、全高が1586mmと大型SUVとしては低く、アストン マーティンDBX707より全幅は広い。ボディ四隅の感覚は、正直なところ掴みにくい。
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