全開でニュルブルクリンクを2周
執筆:Jack Warrick(ジャック・ウォリック)
【画像】クワトロS1ラリーをインスパイア E-レジェンド EL1 オリジナルのUrクワトロも 全46枚
翻訳:Kenji Nakajima(中嶋健治)
ドイツに拠点を置くE-レジェンド社は、2022年の生産開始に先立つ形で、高性能純EVをミュンヘン・モーターショーで発表した。デザインは伝説のラリーマシン、アウディ・クワトロS1ラリーをトリビュートしたものとなっている。
モデル名はEL1で、カーボンタブ・シャシーを備える。駆動用の電気モーターは3基あり、フロントに201psのものを1基、リアには306psのものを左右に1基づつ搭載する。駆動用バッテリーの容量は90kWhだという。ただし、製造元などの詳細は非公開だ。
今回公開されたのはEL1のプロトタイプ。バッテリーは最大300kWhで急速充電が可能で、車体底部にT字形状に搭載される。スケートボード構造と違い着座位置を下げつつ、重心も低くしている。
航続距離は399kmがうたわれ、0-100km/h加速は2.8秒。最もパワーを放出するスポーツプラス・モードを選択した状態では、ニュルブルクリンク・ノルドシュライフェを全開で2周走行できるという。
車重は1680kgとされ、タイヤサイズはフロントが19インチ、リアが20インチ。前後の灯火類はLEDで、3段階に調整可能なサスペンションを備える。前後のスポイラー類は、オリジナリティのあるデザインだ。
インテリアはまだ完成していないということだが、マルチメディア・コネクティビティとエアコン、リアカメラなどは備えるらしい。
生産台数は30台 ほかに2車種も登場予定
「E-レジェンドとしての目標は、アナログでエモーショナルなドライビング体験を、現代世界へ伝達することにあります」。と担当者は話す。超軽量なカーボンモノコックをベースとする、ということも認めている。サプライヤーは非公表だ。
「開発初期の段階のものですが、総合で816psを発揮する駆動用電気モーターを動力源としています。伝説的なラリー時代の、大きな技術的成果といえるマシンを思わせる、魅力的なドレス(ボディ)を着ています」。とも説明する。
EL1の販売台数は、わずか30台。英国での価格は税抜で76万2000ポンド(1億1582万円)が予定されているとのこと。税込みで計算すると、91万4400ポンド(1億3898万円)に達してしまう。
E-レジェンド社によれば、ほかにラリーマシンを彷彿とさせるモデルが、さらに2種類控えているという。生産台数は、どちらも30台が計画されているとのこと。楽しみに待っていよう。
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